金利なしで得する者は

週5日通う職業訓練校 「ゼロ金利の罠」-。岩波新書の「タックス・イーター」(志賀櫻著)を読みながら頭に浮かんだ言葉である。「貧困の罠」という言葉からの連想である。例えば病気などがきっかけとなって生活保護を受けることになると、そこから抜け出すのが極めて難しくなる。罠にはまった状態になる。

 それと同じように「金利なし」の状態が続くと、そこからはい出せなくなる-。今の日本経済はそんな罠にはまってしまったのではないかと考えたのだが、基本的なことを間違えていた。「ゼロ金利」は日銀の一時代前の政策で、今は「マイナス金利政策」なのだ。

 ゼロからマイナスへ。それは抜け出すべき罠、落とし穴がより深く、厳しくなったということか。 続きを読む 金利なしで得する者は

平面図作成練習2日目

ネットで見つけた平面図の例 家に帰って少し復習しようかと思っていたら、ちょこまかとやることがあり、時間が無くなってしまった。ポリテクセンター大分建築CAD・リフォーム技術科のCAD操作訓練は平面図の作成に入っている。13日はその二日目で、モデルとなった住宅の1階平面図(部屋の間取図)を作っていった。初日の12日は1階の基準線などを書いた。

 リビングや食堂、客間、トイレ、浴室などの大まかな区割りである。その線に沿って柱を入れる。13日はこれに壁を書き込み、窓やドア、ふすまなどの建具を加えた。作業はさらに階段や畳などの書き入れへと続く。その後トイレ、風呂、洗面台を加え、洗濯機や冷蔵庫を置く位置を決めるところまでで、訓練は終わりとなった。

 一連の作業のポイントはそれぞれの作業の記録を別々に保存することにある。一つ一つの項目が記憶される場所をレイヤ(階層)と呼び、それが一つのレイヤグループを構成する。

 センターの講習では、「1階平面図」と名付けたタンスが一つの「レイヤグループ」で、「基準線」「壁」「建具」「家具」などがその一つ一つの引き出し(レイヤ)と説明された。構成要素を一つ一つ作成、保存し、合成する。間違いが起こりにくいやり方である。

タックスイーターとは

タックスイーターを読み始めた 建築CADの基本操作が一通り終わって、CADを使って平面図を描く作業に入ったのは、12日の訓練の最後の30分くらいだったろうか。勉強が一歩進んだ気がして少し嬉しい。この日から、ポリテクセンター大分に持っていく荷物の中に岩波新書の「タックス・イーター」(志賀櫻著)を入れて、暇を見つけて読んでみることにした。

 建築関係の本とともに大分県立図書館で借りたことは10日付のこの日誌「財政再建なき増税論議」で書いた。志賀氏のタックス・イーターは2014(平成26)年12月に発行された。当時ざっと読んだのだが、年末恒例の政府与党の税制改正のニュースを見て、改めて読んでみる気になった。この本は極めて分かりやすい。

 本の冒頭にある「はじめに」で著者は「周知のように、日本の財政状況はいま危機的な状況にある」と書く。そして、なぜ、そんな状況に陥ったのか。それを明らかにしたいと書く。内容は明快である。

 この本が出て3年が過ぎたが、危機的な財政状況は変わらない。むしろ状況は悪くなっていると思っている。「今そこにある危機」に対し、政治家も官僚も専門家も見て見ぬふりをしていると強く感じるからだ。 続きを読む タックスイーターとは

明日から平面図の練習

大分駅前で以前あったイベント ポリテクセンター大分の建築CAD・リフォーム技術科11月入所生の訓練は、11日で建築CADの基本操作の練習はほぼ終わった。12日からは平面図作成の練習に入る。11日は「レイヤ」「属性取得」「属性変更」「面取り」「パラメトリック変形」「包絡処理」「オフセット」「重複線整理」の各コマンドを練習した。

 自宅に帰って復習してみると、見事に手順を忘れてしまっていた。覚えが悪い。ただ、この日誌で繰り返し書いてきたように、建築CADは、当方のような乱筆で絵心もないような人間でも、一人前の設計図面を描くことができるようになる、頼もしい助っ人である。

 とはいえ、建築の図面を描くことは大変である。細かい数字や様々な線を細かく書き入れなくてはならない。建築CADの基本操作しか学んでいない段階でいうのも何だが、CADにも限界がある。CADを使っても図面を描くのは骨が折れる作業であることに違いあるまい。 続きを読む 明日から平面図の練習

財政再建なき増税論議

大分市で開かれた有機農業のフェスタ 大分市中心部の若草公園で開かれた「おおいたオーガニックフェスタ2017」を見に行こうとして家を出ると雨が降っていた。雨は勢いを増し、会場に着いた時も降り続いていた。出鼻をくじかれて、早々に会場を後にして近くのデパートに。そこで買い物を済ませると、雨はやみ、青空も見えていた。日頃の行いが良くないから、その報いを受けたのかもしれない。

 フェスタは大分県内で有機・自然農法に取り組む生産者や加工食品製造者、料理人ら71組が出店。昨年の催しでは1万人の来場者があった-と新聞の記事にあった。

 フェスタは「来年改めて」と思って、大分県立図書館に向かった。県立図書館で4冊借りた疑問に思っていた「床の間」(12月5日付の日誌「本日の日誌は休みます」)について調べることが目的である。1978(昭和53)年12月発行の岩波新書「床の間-日本住宅の象徴」(太田博太郎著)など建築関係3冊に加え、もう一冊「タックスイーター-消えていく税金」(志賀櫻著、岩波新書)を借りた。

 新聞やテレビを見ると、来年度税制改正の論議が行われ、所得税やたばこ税などの増税が固まったようだ。しかし、と思う。詳しいことは分からないが、政府与党は要するに「財政再建なき増税」路線を突き進もうとしているように見える。それはかなり危うい路線である。 続きを読む 財政再建なき増税論議

基本操作を自宅で復習

 大分市の夕暮れの風景12月7日付の日誌「マウスをフル活用して」で紹介した「伸縮」のやり方が分からなくなっていた。ポリテクセンター大分で職業訓練を受けている話はこれまで書いてきた。建築CAD・リフォーム技術科に入り、建築CADの基本操作を習っていることも連日のように書いている。どれくらい覚えられたか。センターでやったJW_cadの練習問題を9日、自宅でやってみた。

 すると、7日にはできていた伸縮の方法をすっかり忘れていた。慌ててセンターで配られた「建築CAD資料(JW_cad編)-コマンドの取扱いマニュアル」を取り出してきて、46~47ページの「伸縮コマンド」の操作方法を読んでみた。マニュアルを読んで思い出すことができた。マニュアルを読めば分かったのだから、これはこれで一つの進歩ともいえる。 続きを読む 基本操作を自宅で復習

CAD講習で目が疲れ

強風で波立つ西大分港 ポリテクセンター大分建築CAD・リフォーム技術科での建築CADの基本講習は8日で3日となった。8日の訓練は学んだ項目としてはそう多くはない。「移動」「複写」「ハッチ」「文字」「寸法」といったものである。最初に配布された演習問題を数えると全部で36問ある。この日やったのは19番目から22番目の問題だった。基本講習も残り少なくなった。

 ポリテクセンターでの訓練は午前9時15分からのラジオ体操で始まる。午前中は正午までで、途中2回の休み時間がある。だから訓練の時間は実質2時間強である。昼から決まった分担場所の掃除を行い、昼食となる。午後は1時から訓練再開で、2回の休み時間を入れて同3時35分が終業時間となっている。

 新しいことを覚えるのに決して長い時間とも言えない。マウス操作に慣れていない当方には、新しい知識を習得する面白さと同時に、ついていけない、理解できないといった不安も常につきまとう。

 この3日間、パソコンのモニター画面とのにらめっこが続いたので、この日誌はこれぐらいにして、目を休ませることとします。

マウスをフル活用して

建築CADではマウスが主役 建築CADの主役はマウスである。右クリック、左クリック、右ダブルクリック、左ダブルクリックと休む間もなく動き回る。例えば右ダブルクリックで何ができるか。7日にやった練習問題があった。一つの線に交差する複数の線をそろえたい。右ダブルクリックを使う作業そんな時に使うのが「伸縮コマンド」である。練習問題は「左図を参考に線分を伸縮させなさい」とある。

 具体的にはマウスの矢印(ポインター)をAとBを結ぶ線に乗せ、マウスの右で2回押す。そして、5本の横線を順番に左クリックしていくと左図のようにAB線ときちんとつながっていく。コンピューターのソフトとマウスでできることは全てやらせる-。これが建築CADによる製図の基本発想である。ありがたいことに、その操作方法を習得すれば当方のような素人にも「玄人はだし」のりっぱな製図ができるというわけだ。 続きを読む マウスをフル活用して