進水式に行ってみた

 船をバックに関係者の記念撮影に続き、式典の舞台からの盛大な餅まき、そして進水式の本番へ-。こんなふうに進むとは知らなかった。
進水式の会場が一目で分かるあいにくの雨となった18日に佐伯市の三浦造船所で催された進水式に行ってみた。船主や荷主、取引銀行、佐伯市長ら関係者が見守る中、三浦造船所の三浦唯秀社長による開会の辞で式が始まった。
 国歌斉唱、神事と式は進んだ。新船の安全を願って祝詞があげられ、進水式はクライマックスに近づく。新船の名前が発表される「命名」に続いて、鐘の音とともに「進水用意」の掛け声がかかる。続いて「進水準備完了」の声が上がり、船をつないでいた「支綱切断」が行われ、軍艦マーチとともに船は海の中へ。後ろで多くの風船が舞い上がった。
進水式の開始を待つ桜栄丸進水した船はセメント専用船「桜栄丸」(約749トン)。関係者にとっては誇らしさを感じる瞬間だろう。
佐伯市には三浦造船所のほかに佐伯重工業と本田重工業佐伯工場がある。県内有数の造船のまちであり、造船業は地域産業の柱の一つだ。

 この進水式を観光資源として使えないか-。佐伯市観光協会は考えた。そして始めたのが「さいき結旅×進水式ツアー」。佐伯重工業の進水式に合わせ、クルージングなどを組み合わせた観光プランを企画し、昨年8月と11月、それに今年2月の3回実施し、計88人の参加があったという。大分市や別府市、隣県の延岡市からの参加者が多く、おおむね好評だったそうだ。

 4月からの新年度も企画しているというから、興味のある方は佐伯市観光協会に問い合わせてみてはいかがだろうか。

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