アンコウは佐伯の名物?

 佐伯市ではアンコウの唐揚げは定番である。「うまいもん通り」の飲食店のメニューにもあったアンコウの唐揚げ市中心部の「うまいもん通り」にある飲食店のメニューにもあった。 佐伯に来てまもない頃、国道10号沿いの「道の駅やよい」の食堂で見つけたのが「アンコウの唐揚げ定食」だった。「アンコウ?」「佐伯に?」と思ったが、その後も昼食を取ろうと入った食堂の幾つかで、メニューにアンコウの唐揚げを見た。

 アンコウは佐伯の名物なのか。そう思って聞くと、どこでもはっきりした返事はもらえない。

 さて、唐揚げではない実物のアンコウを8日と11日に目撃した。8日は近くの食料品店だった。クルマで通り過ぎようとした時、そこの鮮魚コーナーがちらりと目に入った。気になって立ち寄ってみると、アジやカツオなどに混じってアンコウが1匹、こちらに腹を見せて横たわっていた。

 小ぶりのアンコウが売られていた佐伯港近くの鮮魚店11日は佐伯港の佐伯公設水産市場近くの鮮魚店だった。午前中に行ってみると、発砲スチロールの箱に6匹ほどの小ぶりのアンコウが見えた。1箱600円でアンコウが入った箱は二つあった。アンコウは結構揚がるらしい。

 では、佐伯でのアンコウの水揚げ量はどれくらいか。残念ながら公式のデータはない。

 農林水産関係市町村別統計で佐伯市の魚種別漁獲量を見てみる。2014(平成26)年の漁獲量合計は23836トンで、大分県で2位の津久見市(4785トン)に大きく差をつけている。

 さて、その内訳だが、イワシ類が13832トン、次いでサバ類が5338トン、アジ類が1404トンで、この3魚種で2万トンを超えている。

 後はブリ類569トン、タイ類211トンにカツオ類74トン、タチウオ58トン、イサキ52トン、ヒラメ・カレイが38トンなどと続く。他にもサワラ類21トン、スズキ類16トン、フグ類7トン、アマダイ類2トンなど魚種が豊富である。

 アンコウは「その他の魚類」(1367トン)に含まれているのだろうか。食堂の定番メニューであり、貴重な脇役なのに、「その他大勢」の扱いになっている。国の統計だから仕方ないのかもしれない。ならばこの際、佐伯独自の統計を作ってはどうだろう。官民の関係者が協力して新たな統計を作る。それで種類、量とも日本一豊富な「魚の都・佐伯」がアピールできるかもしれない。

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