今は備えるしかない

 「ANJIN サミット中止」の張り紙があった土日の16、17両日に予定されていた多くの行事が中止になった。三浦按針(ウイリアム・アダムス)にゆかりがある臼杵市など4市が交流を深める「ANJINサミット」もその一つだ。(三浦按針とリーフデ号については13、14日の日誌で紹介)。イベントの中止はあっても街の様子は普段通りだ。16日未明から午前中の緊張(昼前の緊急地震速報で「日向灘」という言葉が出た時には身構えたが、結果は誤りだった)が嘘のようだ。佐伯は平穏を取り戻したかに見える。
 段ボール箱の中に押し込んでいた活断層研究会編「『新編』日本の活断層」「『新編』日本の活断層 分布図と資料」(活断層研究会編)を引っ張り出した。大分県では中央部に数多くの活断層が見られるのに対し、県南部は少ない。臼杵に「佐志生断層」、津久見から臼杵(旧野津町)にかけての「福良木断層」があるが、この資料では佐伯には活断層の記述がない。

 図右上は国東半島。そののど元から斜め下にかけて活断層を示す多くの赤線があるだから佐伯が安全と言っているわけではない。昨年7月には震度5強の地震があった。震源は大分県南部の深さ58kmで地震の規模を示すマグニチュード(M)は5.7だった。

 この地域ではフィリピン海プレートが陸のプレートの下に沈み込んでいる。その時の地震はフィリピンプレート内部で断層が横ずれが起きたのが原因で、南海トラフ巨大地震の発生メカニズムとは異なる-などと当時の報道にあった。

 自然災害のリスクは地域によって異なる。それを踏まえた上で防災・減災に努めたい。怖いのは複合災害だ。午後から強まってきた風が佐伯でも夜になって一段と強くなってきているようだ。

 雨も降りだし、大雨になるところもあるようだ。一つだけならまだしも一度にあれこれと重なると被害は甚大になる恐れがある。

 個人的には懸案だった長靴と合羽はそろえた。少しずつでも備えを充実させていきたい。

 

「今は備えるしかない」への1件のフィードバック

  1. 浦田さん、南阿蘇の本震で大分も地震が多発しているとの報道を見て心配しておりましたが、佐伯市の方はそうでもなくほっとしております。しかしながら活断層地震の連鎖も心配されており、予断を許さない状況です。熊本は、九州の交通の要衝でもあり、新幹線、在来線、高速道路が遮断され、空港も閉鎖となると救援活動、復旧復興に影響がでるので、一日も早い復旧を祈るばかりです。

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