アフリカ村とカキ小屋

 「佐伯市活性化チャレンジ事業」というのがある。佐伯市の活性化につながる取り組みをしている団体に対し、市が50万円を限度に補助金を出す。公開プレゼンを行う団体の予定表補助を申請した団体による公開プレゼンテーションが市役所で行われるというので、ちょっとのぞいてみた。午後1時半から5時まで、それぞれ15分の持ち時間で14団体がプレゼンを行うという。

 他の取材もあるので、全部を傍聴することはできない。14団体の半分の7団体の説明を聞いたが、知らないことはまだまだあるなと改めて思った。
 プレゼンのリストには、聞いたこともなく、どこにあるかも分からない地名があった。例えば「霞ケ浦地区」。地区活性化推進協議会の代表者のプレゼンを聞くと、地元でイワガキとマガキを養殖して、夏場はイワガキ、秋から冬、春はマガキを出して1年を通して営業する「カキ小屋」をやってみたいとの話だった。

 佐伯市のイワガキは有名だ。佐伯市観光協会の資料を見ると、産地として南の蒲江の名前が出てくる。6~8月が旬という。地元では靴の大きさほどにもなるので「クツガキ」とも呼ばれる。

 しかし、霞ケ浦地区は聞いたことがない。霞ケ浦地区は陸地に挟まれ縦長の入り江に霞ケ浦はどこなのか。地図を見る。市中心部の北側に陸地と陸地に挟まれ、北に向かって先細りになったような海がある。ここらが霞ケ浦地区である。潮の流れなどの関係で赤潮が発生することがある。ここでカキを養殖することによって新たな特産品とすると同時に赤潮の原因となる栄素を減少させ、海の環境も改善する。最も狭まった北側から海を臨むうまくいけば一石二鳥の取り組みになる。まずは試行をしたい。だから、補助金を、との話だった。JR佐伯駅からだったらクルマで10~15分ぐらいだろうか。周年営業のカキ小屋ができたら面白い。

 もう一つ知らなかった地名は「大越」である。「アフリカ村まつりin大越実行委員会」は3人の女性と男性1人がプレゼンに登場した。音楽でむらおこしをと西アフリカの伝統音楽と踊りを披露する祭りを10年前から開催してきたという。女性たちの話によると、会場となる「にほんの里100選」の一つのグリーピア大越グリーンピア大越と大越地区はとてもいいところのようだ

 グリーンピア大越を「1度訪れたら必ずリピーターになる和み空間」と表現しているサイトもあった。しかし、佐伯市観光協会のホームページにはグリーンピア大越の情報が乏しい。

 プレゼンの最後に男性が口を開いた。大越地区の副区長と聞こえた。大越地区の住人は40人ほどで、そのうち70歳以上が34~35人、60歳以上が2~3人、若い者が2~3人。そんな地域に東京や福岡から人が来る。女性たちの活動が地域を元気づけているとの趣旨の発言だった。

 大越地区は大越川流域(最終的には番匠川に合流する)にある。まだ行ったことのないエリアだ。大型連休中には訪ねてみたいと思う。

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