佐伯市防災士会の総会

佐伯市防災士会の定期総会。佐伯市には現在439人の防災士がいる  熊本地震を口にしない人はいない。佐伯市防災士会の定期総会が8日開かれた。来賓として挨拶に立った市長、市議会副議長、市自治委員会連合会会長、社会福祉協議会会長(挨拶代読)が全員、今回の大災害に触れざるを得なかった。

 いざという時の備えはどうか。避難訓練はどうか。高齢者や障害者、外国人など災害時要援護者を支える体制はできているか。あらためて自らに問い直し、点検する必要が出てきた。

 ところで防災士とは何か。特定非営利活動法人日本防災士機構のホームページがある。

 防災士は各自の所属する地域や団体・企業の要請を受け、避難、救助、避難所の運営などにあたり、地方自治体などの公的な組織やボランティアの人たちと協働して活動することも期待されている-などと書かれていた。

 具体的に防災士の資格をとるための学ぶべきことがある。①いのちを自分で守る(自助)②地域で活動する(共助・協働)③災害発生の仕組みを学ぶ(科学)などの講座があるという。

 防災士機構によると、全国の防災士数は2016(平成28)年4月30日現在で11万913人。その中で佐伯市は? 8日の定期総会では439人と紹介された。

 総会での来賓の挨拶では、避難所となる公共施設の耐震性、女性の視点の重要さ、ボランティア、市民の意識などにも話が及んだ。さらに普段の近所づきあいの大切さが強調された。

 こうした課題は、東日本大震災を受けて内閣府が3年前にまとめた避難の実態調査結果報告書(4月23日の佐伯支局長日誌で紹介)にもあった。

 ただ、頭では分かっていても、いつ起きるかも分からないものに備えるのは難しい。想定される南海トラフ巨大地震は想像し難いものだ。

 7日に竹田市荻町にいた時、突然ヘリコプターが現れてびっくりした。熊本地震の取材ヘリかと思ったら、そうではなかった。突然現れたドクターヘリが救急車で運ばれた救急患者を収容した「空飛ぶ救命室」とも呼ばれるドクターヘリである。着陸した場所には既に救急車がおり、救急車で運ばれた急患をドクターヘリが収容。飛び立っていった。

 ドクターヘリの活動を目の前で見たのは初めてだった。西日本新聞の過去の記事を見ると2012(平成24)年10月に大分大学医学部付属病院にドクターヘリが配備され、運用を開始されるとあった。目撃したのが、それだったのか。

 防災・減災の取り組みは着実に進んでいる。ただ、南海トラフ巨大地震などに備え、まだまだやれること、やるべきことがありそうだ。

 

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