ウミガメに会いに行く

 屋久島で生まれた子ガメを飼育し、再び屋久島で放流するはざこネイチャーセンターにウミガメを見に行った。ウミガメの体重測定や甲羅洗い、タグ付けなどを行い、最後は海に放流する体験プログラムを21日に開催するとの案内があったからだ。はざこネイチャーセンターにはウミガメだけでなく、ヤギもいた。間越(はざこ)にウミガメの調査や保全活動を行う施設があるとは知らなかった。正式名称は「NPO法人おおいた環境保全フォーラム付属ウミガメ研究所」。聞けば、活動が本格化したのはこの1年ぐらいのことのようだ。

 この日放流するカメは、冒頭の写真の子ガメではない。定置網にかかったウミガメが運ばれてくるもう少し大きいのが水槽にいた。生まれて3~4年ほどで大きいものは15kg、小さいもので4~5kgあるという。一つの定置網にかかるウミガメが年間300~400匹おり、網にかかるとネイチャーセンターに運んできてもらう。それに個体識別のためのタグを付けたりして海に戻すのだそうだ。

 では、小さな水槽の子ガメは放流しないのかと聞くと、あれは屋久島生まれで、1年間飼育した後、屋久島に戻して放流しますとの答えだった。

 ネイチャーセンターの横は向陽小学校間越分校の旧校舎を活用した「海辺の村交流館」がある。これは知っていた。ここでは毎月第3日曜日に朝市「来(こ)だんせへ市」が開かれている。ただ、左は海辺の村交流館、真ん中奥がネイチャーセンター、その右にバンガローを建設中だったその向かい側にも新たな建物ができつつある。あれは何かと聞くと、5人用バンガロー2棟に加え、現在10人用2棟と管理棟を建てているのだという。

 間越は鶴見半島の真ん中にあり、交通の便がいいとはいえない。びっくりだ。間越は鶴見半島の真ん中にあり、交通の便が良いとはとてもいえない。だからこそか。間越がエコツアーの拠点となりつつあった。間越の砂浜はアカウミガメの産卵場所となり、その先の海中ではテーブルサンゴの群生も見られるという。確かに自然豊かな場所である。

 はざこネイチャーセンターでは多様な体験プログラムが用意されていた。各種ダイビング、シーカヤック、シュノーケリング、観光定置網、干物つくり体験、ウミガメ孵化観察会、希少野鳥観察会などだ。

 ところで、この日の体験プログラムはどうだったか。参加者は大半が親子連れで、子どもたちはウミガメの甲羅洗いなどを体験したカメの甲羅洗いなどに挑戦していた。はざこネイチャーセンターでは21日の体験プログラムが第1弾で、今後は毎月、市民参加型の体験プログラムを開いていくという。間越の新たなイメージがこれから作られていくのかもしれない。

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