コロッケはどうですか?

 ランチでふぐが食べられるところがあるか。インターネットで「臼杵 ふぐ ランチ」と検索してみたが、はっきりしない。そこで、臼杵市観光情報協会に電話してみると、どうも「要予約」が基本のようだ。ただ、「『ほり川母家(おもや)』と『木屋』は予約なしでも大丈夫かも」と言われ、とりあえず電話してみた。

  まず、ほり川母家に電話を入れると「今日(23日)は休み」とのこと。続いてかけた「木屋」はOKとの返事だった。店の前には「ふぐ御膳3240円」などと書かれたメニューがならばと行ってみると、店の前にメニューがあった。「ふぐ御膳3240円」「ふぐミニコース5400円」。ほかの昼のメニューの「刺身御膳1500円」「にぎり御膳1080円」「天ぷら御膳1080円」などに比べ、なかなかの値段である。しかし、ここは迷うことなく「ふぐ御膳」を注文した。

 というのも佐伯、津久見、臼杵の大分県南3市を担当する佐伯支局長になったのが今年3月15日。既に2か月以上が過ぎているが、ふぐは食べたことがない。ここらで1回食べておくか。今朝、ふと思っ立ったのだ。

 ふぐの刺身も唐揚げもうまかった。だが、いつもいつも食べられるものではない。もっと庶民的な食べ物で「臼杵といえば何々」と思い浮かぶものはないか。

 「コロッケ」なんてどうでしょう。臼杵市もご当地グルメとしてPRしようとした形跡がある。

 ANJIN MAPに掲載された店舗に按針バーガーや按針コロッケの文字が「うすき ANJIN MAP」がある。4月16、17日に臼杵市で「第4回ANJINサミット」が開かれるはずだった(熊本地震が起きて中止に)。ANJIN MAPは「三浦按針にちなんだ臼杵のおいしいものや店舗」を紹介したものだ

 MAPには「按針ジンジャーコロッケ」(金曜日のみ販売)、手作りコロッケをはさんだ「按針バーガー」などの文字が見える。昼過ぎ、ミルキースターに按針バーガーを買いに行くと1個だけ残っていた按針バーガーは250円でミルキースターで販売していた。なかなか人気のようだ。MAPには以下のような「臼杵市と三浦按針」についてのミニ解説もあった。

 「ガリバー旅行記のモデルになったと言われる英国人航海士ウィリアム・アダムス(三浦按針)は1600年、オランダ船リーフデ号により、臼杵の地(佐志生沖)に到着しました。日本とオランダ、イギリスの外交が始まった礎を築いたのが臼杵市なのです。(略)三浦按針は、後に権力者徳川家康の信頼を得て外交顧問となりました」

 三浦按針ゆかりの臼杵市と神奈川県横須賀市と静岡県伊東市、長崎県平戸市で連携して開催してきたのがANJINサミットである。

 では、なぜ按針とコロッケか。オランダがコロッケ発祥の地との説があるからだ(ただ、一般社団法人コロッケ協会のホームページには「オランダには1909年にフランスからクロケットが伝来した記録が残っているためオランダ説は考えにくい」とある)。諸説あるから、コロッケを臼杵のご当地グルメとして売り出していく理由はある。

 大分県立津久見高校 海洋科学校では臼杵特産のタチウオとハモ、ほんまもん野菜(有機栽培)を使った「すり身コロッケ」を作ったというニュースもあった。

 庶民的で親しみやすいコロッケは多種多様だ。ご当地グルメでまちおこしにはぴったりだとも思えるが・・。

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