マンボウはどこに行った

 手前が元猿海岸。奥に見える白っぽい建物が大分県マリンカルチャーセンター手前は元猿海岸。佐伯市を代表する海水浴場の一つである。ちなみに元猿海岸の海開きは今年大幅に早まって5月27日になった。写真奥に見える白っぽい建物が大分県マリンカルチャーセンターである。マンボウの飼育で知られる。ここで26日に「さよならマンボウ」と銘打って、飼育していたマンボウを海に放流する催しが開かれた。

 地元の定置網に迷い込んだマンボウをマリンカルチャーセンターのプールに移して飼育する。4月はじめに来た時はプールに6,7匹のマンボウが泳いでいた今年はそれが昨年に比べ随分と少なかったようだ。2月から5月までで11匹。昨年は37匹だったというから三分の一以下だった。何か海の異変が起きているのか。それともたまたまなのか。

 ところで、なぜマンボウを飼育するようになったか。過去の西日本新聞の記事を読むと、話は1998(平成10)年3月にさかのぼる。

 この年は地元で例年にないほどマンボウが多く網にかかった。そこで同センターが誇る全国最大級の屋外海水プール(長さ100m、幅20m)でマンボウの飼育に乗り出すことにした。全国的にも珍しかったマンボウの飼育を、利用者が減る冬場の目玉にしようとを考えた。

 マンボウは92(同4)年に開館した同センターのイメージキャラクターでもあった。

 狙いは当たった。最高65匹のマンボウをプールで飼育し、98年3月から5月中旬までの入場者数は約93000人に達した。それまでの年間平均入場者数9万~10万人に匹敵する数字だった。

 「『マンボウブーム』が起きた」と、当時の新聞には書いてある。

 それから20年近くたってマンボウはどこへ行ったのだろう。近くの子どもたちの手で海岸に運ばれるマンボウ河内小学校の子どもたちが2匹のマンボウを海岸までで運んで海に放した。さて、来年はどうなるだろう。多くのマンボウが飼育されることになるだろうか。

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