大漁まつりとアワビ養殖

 海沿いの道は細くくねっていた。トンネルの横幅はクルマ1台が通れるくらいしかない。写真はまつりの帰りに撮影大漁まつりに向かう道の最後にトンネルが現れた。手前に誘導する人が立っていて制止された。向こうからクルマが来ていると、トンネルの中ではすれ違えない。まつりにやって来る慣れない人のために誘導員を置いたのだろう。

 朝から強い雨が断続的に降っていた。「第三駐車場」の看板を見てとりあえずクルマを置いたチラシには雨天決行とあったが、この雨ではどうだろう。もしかしたら中止になったかも。そんなことを考えながら、まつり会場の一つ手前の集落の「柿の浦」にある第三駐車場にクルマをとめた。

 出かけていったのは臼杵市深江地区で開かれた「第8回大漁まつり」。臼杵市中心部から東に向けて突き出た半島がある。「長目半島」と呼ばれる。海沿いの道を20分余り走っただろうか。まつり会場は半島の先端に近い。

柿の浦の駐車場から右側に見える山の斜面の道路を歩く人が分かるだろうか

 柿の浦から一山越えた久保浦に会場はある。ここは前から一度訪ねてみたいと思っていた場所なのだ。

 廃校となった深江小中学校の校舎を活用してアワビの養殖を行っていると聞いていた。見に行きたいなと思っていたが、なかなか足が向かなかった。まつり見物はいいきっかけだ。

 会場は雨でびzしょびしょだが、人出は予想したより多い雨にもかかわらず会場はなかなかの人出だ。メーンイベントの一つである子どもたちが綱を引き、地引き網は砂浜のすぐ手前まで引き寄せられた地引き網は既に始まっていた。網を引くのは子どもたちで、海の中に全身を浸して力いっぱい引いている子どももいる。地引き網が引き上げられると、その周りには人だかりが。どれだけ捕れたのか分からない。もみくちゃになりながら撮った地引き網の周りにみんな集まって捕れた魚をチェック写真は、その一部である。地引き網で捕れた魚は無料で食べ尽くしとチラシにあったが、これだけの人出だと分け前が回ってくるかどうか。

 さて、もう一つの目玉イベントは小学生以下の100人限定の魚つかみどりである。小学生以下による魚つかみどりの参加申し込みに長い列が。写真奥の建物が黒みがかった建物が旧深江小中学校校舎こちらは参加申し込みに長い列ができていた。

 ここで、まつり会場を離れて旧深江小中学校の校舎に行ってみることにした。

 旧校舎の裏側に回ると、いくつか張り紙があった。深江小中学校の旧校舎の裏側に直販メニューの張り紙がその一つが直販メニューの価格表で、一番下に「磯端会議(あわびの学校)」とあった。張り紙の反対側に事務所があり、そこにいた人に声を掛けると、アワビの養殖場を見学させてもらえることになった。かつての教室はアワビの養殖場として活用されていた旧校舎内に入ると、各教室には青いたらいがびっしりと並んでいた。アワビはどんな様子なのか。ちょっとたらいの中から出してみせてもらった。旧校舎が海に面しており、直接海水をくみ上げることができることを最大限に生かし、アワビはどんな状態か。たらいから出して見せてくれたアワビの養殖を始めたのが7年前だったという。

 磯端会議(いそばたかいぎ)の紹介を始めると、長くなりそうだ。今回はここまでとし、あらためて磯端会議について報告したい。

 

「大漁まつりとアワビ養殖」への2件のフィードバック

  1. 初めまして。
    愛媛でアワビを育てて売っています、和丸水産と申します。
    アワビについて検索していた所、こちらにたどり着きました。

    貴重な養殖状況の写真をありがとうございます。
    タライ、とは斬新ですね。餌カス、糞の処理が非常に大変そうですね。

    以前、とある県の職員さんから、こちらと同様に遊休施設に作ったアワビの陸上養殖についてのご相談を頂きました。
    このように地元を盛り上げようと頑張っている所は増えてきてますよね。

    しかし言い換えれば、頑張らないとどうにもならないのが現状です。
    田舎から人は減り高齢化が進み、そもそも全国的に人口減。

    管理人様の「都市と地方の情報格差は縮まらない。むしろ広がっているように感じます。」とのお言葉のように、田舎であればあるほどネットを介しての情報が必要になっており、特に検索能力がなければ、どんどん田舎は取り残されます。

    情報が氾濫していても、見ている(探している)人はいますので、僭越ですが良いネタを今後ともお願いします。
    僕も頑張ります。それでは、お体ご自愛下さい。

    1.  コメントありがとうございます。アワビを養殖されている方からメールが来るとは考えていませんでした。ご健闘をお祈りします。
       

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