伊勢えび海道豊漁祈願

 テーブルの上には料理が所狭しと並んで ブリにぎり、ブリ刺身、ブリカツ、ブリ大根、すりみいなり、つばきもち、くじゃく、ばらずし、すりみ吸い物、たこなます、パウンドケーキ―などなど。佐伯市側の「かまえおばちゃんバイキングの会」が用意した。

 一方、延岡市側の「海の幸・恵み加工グループ」からは、めひかりのから揚げ、イカリング、カラスガイのペペロンチーノ、たこのカルパッチョ、エビの生春巻きが出てきた。

 手作り料理が盛りだくさんの交流会がまもなく始まる。

 何があっているのか。「東九州伊勢えび海道・伊勢えび祭り2016」の豊漁祈願・安全祈願祭である。

 21日に開く祈願祭の案内が早くから支局に来ていた。

「佐伯、延岡両市の秋の恒例行事となっている『東九州伊勢えび海道・伊勢えび祭り』も今年で13年目を迎えます」
「今年は9月1日の伊勢エビ漁解禁を受け、9月2日からの3カ月間にわたり開催する予定です」

 ついては佐伯市蒲江西野浦の早吸日女(はやすひめ)神社で豊漁祈願・安全祈願祭を、その後、会場を移して交流会を、それぞれ開催するとのことだった。

 祈願祭が行われた早吸日女(はやすひめ)神社ちょっと早くて記事にしにくいなと思いながら、行ってみることにした。開始予定時間から少し遅れていくと神事が執り行われていた。ここは東九州伊勢えび海道が産声をあげた年にお参りした記念の神社だという。

 写真を撮ろうと思っているのは、この後の認証式交付式。これは交流会が開かれる集会所で行われるという。手前にはブリを使った料理が並んだ一足先に集会所に向かうことにした。

 今年の伊勢えび祭りに参加する店舗は佐伯市が蒲江地区を中心に23店舗、延岡市が北浦地区を中心に7店舗。参加資格は「『東九州伊勢えび海道憲章』に同意するもの」などとある。

 料理は伊勢エビの刺身、伊勢エビのぶえん汁を含むコース料理を全店共通とし、佐伯~延岡に面する豊後水道・日向灘で捕れた伊勢エビを使用することが条件となる。

 りっぱな伊勢えび祭り2016のパンフレットも配られたパンフレットが配られた。それを見ると、伊勢えび料理は「6000円(消費税別)から」というのが基本になっている。

 さて、集会所で交付式が始まり、佐伯の1店舗、延岡の1店舗が代表となって、それぞれ佐伯、延岡の観光協会長から認定証を受けた。

 続いて交流会で、昼食とともにしばし懇談をした後、ステージが色鮮やかだったのは、この後にショーがあるからか。ステージショーが用意されているという。そのためなのか、ステージが飾り立てられているようだ。膝を突きあわせて、時には話し合い、時には食べ、笑い、歌う。そんな積み重ねで気心が知れた関係、一緒に仕事ができる間柄になる。佐伯、延岡両市の観光関係者はそうやって着実に関係を深めているようにみえる。

 そして、掲げられた今年の目標は「2万食」。昨年は14372食、一昨年が12296食だから、極めて困難な目標に思える。

 しかし、だからこそ、目標達成のために話し合い、知恵を出し合い、力を合わせて、ぎりぎりまで努力できれば信頼は深まり、自信は強まる。今年の伊勢えび祭りは大きな節目ともなり得る。

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