トップ通過に会場歓喜

テレビでトップ通過が告げられると会場には紙吹雪が舞った 思いも寄らぬ展開といっては失礼だが、まさかトップ通過するとは誰も思ってもいなかったのではないか。未明にあった男子200m平泳ぎの予選では全体の8位で準決勝へ。素人目には何とか決勝に残れればと考えるのが自然に思える。それが自己ベストを大幅に更新してトップに。嬉しい誤算に会場は歓喜に包まれた。

 津久見市出身の渡辺一平選手を市民みんなで応援する「リオ2016大会パブリックビューイング」が未明の予選に続き、津久見市民会館で開催された。午前10時から始まり、男子200m平泳ぎの準決勝が予定される同11時に向けて徐々に盛り上げていこうという趣向だ。

 その会場が湧いたのが、午前10時半過ぎごろだったか。男子200mバタフライで坂井聖人選手(早大)が銀メダルを獲得した場面。すると、渡辺一平選手が小学生時代に通った「つくみジュニアスイミングスクール(JSC)」の小野信一郎コーチが「一平も行けるんじゃないか」などと話を始めた。

 坂井選手は渡辺選手の早大の先輩で、リオ五輪前のメキシコ合宿に一緒に参加していた。「仲間と一緒に頑張る」。そんなタイプの渡辺選手にとって先輩の泳ぎは大きな刺激になったのではないかなどと小野コーチは解説した。

 実際、レース後の渡辺選手のインタビューでも本人が、先ほど坂井さんがメダルを取ってくれたので、それが力になり、決勝に残ろうと思ったなどと話した。

 予選では本来のレース後半の加速が見られなかったが、準決勝では「いつも通りだった」と小野コーチ。調子が上がっているようだとのコーチの見立てを信じれば、明日の決勝は大いに期待が持てるということになる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です