夜は津久見扇子踊りに

 20日は昼の列車避難訓練に続き、夜は津久見市のつくみん公園で開かれる「津久見扇子踊り」に行くことにしていた。きちんと写真を撮るには脚立が要るなと思ったが、炎天下の避難訓練でくたびれたこともあり、カメラ一つで会場へ。案の定、カメラを持った人たちがステージ前に集まっており、脚立もなしでは人が少ないステージの横側から扇子踊り娘を撮影した良い写真が撮れるはずもなかった。

  扇子踊りの始まりは午後7時。プログラムでは午後8時17分から扇子踊り娘による舞台踊りとなっている。逆算して遅くとも8時までには着くように佐伯市を出発した。

 それでクルマを置く場所はあるだろうか。ちょっと心配になった。先月のつくみ港まつりでは花火大会が始まるかなり前からつくみん公園周辺の駐車場は満杯だった。遠くに何とか駐車スペースが確保できたが、会場のつくみん公園までは随分と歩くことになった。

 今回はどうだったか。結論を言えば、そう遠くないとろに駐車できた。花火大会ほどには外から訪れる人はおらず、地元の祭りの色合いが濃いということか。実際、踊り手は扇子踊り娘だけでない。市民の踊りの輪が ステージを囲む大きな輪になって市民が踊っている。資料によると、参加者は30団体約800人とある。グループごとに幟を持っている人がいる。審査員による採点が行われ、その後、表彰式があるそうだ。踊りに熱も入る。

 ところで、扇子踊り娘による舞台踊りの際は市民の踊りは休みに。だから舞台前までいって間近に見ることができる。舞台正面はすぐに人垣ができた。後ろの方で、のんびりと構えていたら、完全に出遅れてしまった。

 仕方がないので人が少ないところから撮ってみる。舞台の照明が強くて写真が白茶けた感じになったりした。とりあえず撮った扇子踊り娘の写真色も構図もピントもいまひとつである。撮った写真を見ては消しの繰り返しで、最終的に残ったのは10枚もなかった。資料用に保存しておく写真としても質量ともに不満足に終わった。

  夏祭りや盆踊りがあちこちで開かれているが、そこで流れる歌、あれはなんと歌っているのだろう。津久見扇子踊りの歌詞を会場で聴いていてもよく分からない。うまく聞き取れない。なんと歌っているのか。踊りを見ながら、ふと思った。

 後でネットで「津久見扇子踊り」「歌詞」をキーワードに検索してみたが、歌詞が見つけられなかった。そこで図書館に何か資料はないかと調べにいった。大分県立図書館(大分市)で大分県民謡研究会が採譜した「大分県民謡譜集」を教えてもらった。2014(平成26)年に出版されたようだ。

 検索してみると津久見市民図書館にも第1集から5集までがそろっている。その第4集に「津久見扇子踊り」があった。

  • (ヨヤセー ヨヤセー)
  • 豊後水道の(ホイ) 
  • 東に昇り(ヨーホイ ヨーホイ) 
  • 西と南と(ホイ) 
  • 北とは山の(ヨヤセー ヨヤセー) 
  • 昇る朝日に(ホイ)
  • 朝霧はれて(ヨーホイ ヨーホイ)
  • 出船入船(ホイ) 
  • にぎわう港(以下おはやし同じ)

  出だしはこんな歌詞だった。

 大分県民謡譜集の第1集には「津久見小唄」があった。だが、扇子踊りの会場で流れた「津久見音頭」と「三勝(さんかつ)」はこの民謡譜集に見当たらなかった。地域で歌い継がれているのでわざわざ譜面などにして公表する必要もないということか。

 あれこれ思い悩んでも仕方ない。休日明けに市役所や観光協会に聞けば、案に相違してすぐに歌詞カードが出てくるかもしれない。

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