大分は干天の慈雨にも

 青空も見える4日午前中の大分市の空模様左の写真は4日午前10時半頃の大分市の空模様である。青空が見える。台風12号が各地に豪雨をもたらしているようだが、大分市は蚊帳の外に置かれているかのようだ。雨もわずかしか降っていない。

 8月の大分県内は平年に比べ雨が少なかった。県内14カ所の8月の降水量を見ると、特に少ないのが大分市の2.0ミリ(平年は172.2ミリ)、犬飼も6.0ミリ(平年199.0ミリ)だった。台風による暴風や豪雨は困るが、まとまった雨はほしいと農家などは期待している。6月の土砂降りが嘘のように8月は雨が消えてしまった。あまりに極端で差が大きすぎる。

  大分と犬飼で8月に雨が記録された日数は3日。大分の降水量は16日が0.5ミリ、25日も0.5ミリで28日が1.0ミリだった。7月17日に1.5ミリがあって以降計2.0ミリの雨しかない。このままでは農作物への深刻な影響が懸念される。

 ほかの地域はどうか。県北部の中津も豊後高田も雨が記録された日数は3日。中津は16日が5.0ミリだったが、28日に36.0ミリを記録、29日も7.5ミリの降水量があった。

 豊後高田は15日が3.5ミリ、16日も0.5ミリしかなかったが、28日に47.0ミリの雨が降って一息ついた。それでも平年の8月(125.6ミリ)に比べると半分以下にとどまった。

 28日にまとまった雨が降った地域はまだある。国見(39.5ミリ)、院内(32.0ミリ)、玖珠(32.5ミリ)、湯布院(31.0ミリ)、佐伯(45.5ミリ)、蒲江(72.5ミリ)。一方、大分や犬飼はこの日、雨に恵まれなかった。

 大分や犬飼ほどではないが、竹田も8月の降水量は26.0ミリで平年の223.4ミリの1割強、宇目は平年の359.2ミリに対して今年は28.5ミリで約8%にとどまった。

 8月の降雨量が平年の5割を超えたのは日田ぐらいか。日田の降雨量は115.5ミリで平年(168.2ミリ)の約7割あった。

 ところで6月の大分の降水量はどれだけだったか。579.0ミリ。平年(273.8ミリ)の2倍以上を記録した。

 「ほどほどに」が一番いいのだが、思うようにいかない。

 4日夕から大分市でも雨が降り出したようだ。被害をもたらす暴風雨ではなく、干天の慈雨となればありがたい。

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