ジョーヤラ船とともに

 色鮮やかな大漁旗は「絵」になる。新聞広告に釣られてジョーヤラ船を見学に行ってみるか。「1200年余の伝統」「大漁旗のジョーヤラ船」「豊漁を祈願する伝統の祭り」「ぜひお参り下さい」「八幡」「五丁の市」。新聞の折り込み広告が目に入った。その文句に釣られてジョーヤラ船の写真を撮りに行くことにした。広告には「定員40名(先着順)ジョーラヤ船の伴走船に乗船できます」とは書いてあったが、まさか乗るとは思わなかった。

 「五丁の市」は佐伯市戸穴(ひあな)の大宮八幡神社の秋祭り。神社に近い駐車場にクルマを止め、駐車場の横に伴走船の乗り場があった少し歩くと「伴走船乗り場」の看板があった。そこにいた人に聞くと、ここで待っていれば伴走船に乗船できるとのこと。せっかくだし乗ってみるか。それが佐伯湾内を巡る旅の始まりだった。船旅はおよそ2時間。122枚の写真を撮ったので、市中心部の港に入ったジョーヤラ船今日はその一部をギャラリーでご覧いただきたい。

 ジョーヤラは、チリメンやイリコ漁が盛んだった頃の、湾の漁師たちの「漁あれ」というはやし言葉が語源だそうだ(去年の記事の引用)。そういう言い伝えがあるという。

 櫓(ろ)をこぐ動作が誇張されている独特のかけ声と船頭歌。「あーればよいしゃ(捕れたらいい)」などと言っているそうだ。それに合わせて地元中学生が櫓(ろ)をこぐしぐさを取り入れた踊りを披露する。なかなか味があって面白い。

  乗せていただいた伴走船の船長は今、イカ釣りの時期で、八幡神社前に無事到着夜の出漁になるとのこと。地域の行事に協力もしなければいけないし、漁の準備もしなければならない。仕事の合間をぬって乗せていただき、ありがとうございました。

 

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