本マグロの解体ショー

 高校生によるマグロ解体ショーを初めて企画した勝手に命名させてもらった「さいき秋の豊漁祭シリーズ」。皮切りの「つるみ豊魚祭」(9月25日)に続く第2弾「かみうら食まつり」が2日開かれた。今年の目玉は初めて企画した高校生による本マグロの解体ショー。雨が降るとの予報は外れ、厳しい日差しの下で2人の高校生が50kgのマグロに挑んだ。

 佐伯市上浦地区は本マグロ養殖の本場である。地区にはマグロ養殖に取り組むニッスイとマルハニチロのそれぞれのグループ会社がある。

 このうち、ニッスイ系の西南水産を見学した話は6月16日付佐伯支局長日誌「マグロの養殖会社見学」で書いた。

 解体ショーに使う本マグロを見せてもらったこの日の解体ショーに使われた本マグロももちろん上浦産。さばくのは大分県立津久見高校海洋科学校の生徒。引率してきた先生に聞くと、解体ショーをするのはA、Bの2チームがあり、今日はAチームとそれをサポートするCチームのメンバーだという。

 海洋科学校の生徒による解体ショーを初めて見たのは日出町の魚市場だった(4月9日付佐伯支局長日誌「市場めぐり~番外編)。

 解体を担当したのは3年生と1年生のコンビ午前11時半からの「マグロの解体ショー&大試食会」まで生徒たちは舞台裏で待機した。そして、予定より10分ほど遅れてショーが始まった。解体を担当するのは3年生と1年生のコンビ。ショーの進行と解説も3年生と1年生の2人。1年生は初めての進行役だという。

 進行役の2人。右の1年生は初めて務めたという大きなマグロと格闘しながら頭、ひれと落とし、胴体を5枚におろしていった。ショーの後は大試食会。別に用意されたマグロが来場者に振る舞われた。

 つるみ豊魚祭に比べると、かみうら食まつりの規模は小さく、地元の人が多そうだ。ただ、ここでも小学生以下の「魚のつかみどり」は人気で、このために宮崎県日向市から来た親子もいた。

 七輪で焼かれるサザエとヒオウギ貝海鮮バーベキューも人気だった。会場のすぐ前の店舗でサザエとヒオウギ貝を1個100円で販売。会場で七輪などで焼いて食べる。これもおいしそうだ。ただ、食まつりが始まった午前10時から30分ほどでサザエは完売となった。

 もう一つの人気は会場横の上浦町活性化センターしおさいの里で提供される「しおさい御膳」(500円)。伊勢エビの味噌汁が売り物だ。

 伊勢エビの味噌汁が付いた「しおさい御膳」早くから行列ができていた。並んで262番目で「しおさい御膳」をいただいた。伊勢エビの味噌汁のほか、カンパチとブリの刺身、アジフライと酢の物もあった。この日は300食が用意されたそうだ。残りわずかだった。

 つるみ豊魚祭は鮮魚を買いに来た人も多かった。上浦の食まつりは文字通り会場で「食」を楽しむ催しだった。それぞれに特色があるのがいいと思った。

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