一日前にアフリカ村へ

 アフリカ村まつりのちらしには「シカの飛び出しに注意」とある8日に前夜祭、9日が本番となる第10回アフリカ村まつり。会場となる佐伯市長谷大越のグリーピア大越とはどういうところか。事前に下見をしておくことにした。というのもアフリカ村まつりのチラシに気になる言葉があったからだ。

 チラシに大越地区の入り口になるのか。地区の案内板が設置されている場所があった。「会場は山奥です。途中から道路が狭くなりますが、怖がらずに進んで下さい。といっても鹿の飛び出し、脱輪には十分注意してお越し下さい」などとある。だから、一日前に県道603号を大越へとクルマを走らせた。今は山道に慣れてきたこともあり、難なく大越まで着いた。問題はその後だ。調子に乗って県道603号をさらに進んで旧直川村(現佐伯市直川)まで行こうとした。だが、その道はまさに林道だった。

 大越公民館に「昔なつかし古里館」の看板がグリーピア大越のすぐ手前に大越公民館があった。近寄ってみると「昔なつかし古里館」とある。表に張り紙があり、「この資料館は、私たちを育ててくれた古里大越を次代に語り継ぐために造りました」「展示品はすべて区民の善意と協力により寄贈されたものです」などとあった。そして、館内に入る際の連絡先が書かれている。

 山あいの田んぼでは稲刈りが行われていたもう一つ張り紙がある。「大越区の概要と建設経過」と書いてある。「大越地区は、大越川を挟んで伸びる戸数27戸、農地約15ha、森林1670haの山峡の集落です」「大越の自然景観、人の営み、伝統文化等が見直され、平成18年に『なごみ空間』として、また平成22年には『にほんの里100選』にも選定されております」

 グリーンピア大越の案内板さて、会場となるグリーピア大越とはどんな施設か。案内板があった。入ってすぐの左手に駐車場、トイレ、運動広場、テニスコートがある。坂道を少し上がって右手にはキャンプ場が、さらに道を上がると集会宿泊施設「緑風荘」に突き当たる。緑風荘の前の広場が「アフリカ村まつり」の会場になるのだろうか。

集会宿泊施設の緑風荘 森の中を林間歩道が横切り、天望台もあると案内板にはあった。緑風荘に行くと、地元の人がいた。林間歩道はどのあたりですかと聞くと、草が茂っていて歩きにくい、行かない方がいいとの答え。雨が多くて草刈りしてもすぐに生えてくるようだ。林間歩道に行くのはやめ、もう少しクルマで回ってみることにした。

 まだ新しい標柱には「棚田の野仏・五輪塔(無銘)」とあった道路沿いを見ていて、まだ新しい標柱があちこちに立っているのに気づいた。田んぼのそばには「棚田の野仏・五輪塔(無銘)」と書かれた標柱があった。背後の田んぼを囲むフェンスが高いのはシカの進入を防ぐためだろう。イノシシならばもう少し低くていいので、シカ対策と分かる。

 こうした白い標柱が県道603号沿いにもっと奥まで続いている。それを追ってクルマをさらに走らせたのが失敗だった。途中から道はさらに狭くなった。先日の台風18号で散乱したのだろうか、木の幹や枝、落ちてきた小石などが路面いっぱいに広がってきた。

 県道603号は吹原峠に向けて上っていく。クルマ一台がようやく通れるような道が続き、時折木の枝や小石にタイヤが乗り上げる。ギアは「ロー」で滑らないようにゆっくりと走る。道を間違えて県道から林道に入ったと思った。どこまで行っても上りが続く気がしてくる。

 「直川」の文字を見て峠を登り切ったと確信できたどのくらい運転していたのだろう。写真を撮る余裕もない。上り坂が少し平らになってきたか。そう思ったときに標識に出会った。「直川」と書いてある。吹原峠を登り切ったのだ。まさに峠を越えた。後はゆっくり下るだけだ。そう思うと一息つけた。

 道中、どんな標柱があったのか。それはギャラリー形式にした写真をみていただきたい。

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