九州一の広さを生かす

雨の中、選手が次々にスタートしていった 佐伯市は九州一の市域の広さを誇っている。そこには海あり、山あり、名所旧跡あり。そんな佐伯の特徴、魅力を確かに生かせるスポーツだろう。ツール・ド・佐伯のスタートの様子を見ながら思った。稲穂の向こうに一列になって走る選手が見えたスタートはあいにくの雨だったが、午後には晴れた。西日を受けながら、スタートとゴール地点である佐伯市総合運動公園へと向かう選手たちが田んぼの向こうに見えた。

雨の中で出場手続きをする選手たち ツール・ド・佐伯の開会式が行われる総合運動公園の陸上競技場には午前7時半前に着いた。雨の中で選手が受付の前に行列をつくっていた。まもなく開会式が始まった。地元のケーブルテレビ佐伯の5人の女性が揃いのウエアで選手宣誓を行い、190kmのSコースの出場者、163kmのAコース、102kmのBコースの参加者と順番に陸上競技場をスタートしていく

 時計を見ると、午前8時を過ぎている。クルマで総合運動公園横の東九州自動車道佐伯堅田インターチェンジ(IC)に向かい、東九州道ですぐ南の蒲江ICを目指した。

 午前9時から第22回浦の市蒲江まるかじりフェアが始まる。チラシには午前9時半から「海の幸セット」(3000円)が50セット販売される、とある。どんなものか見てみたいと思ってフェア会場に急いだ。そして、午前8時40分ごろに着いた。

日本で唯一の大型木造船「盛漁丸」と看板があった 受付を見ると、カラオケや魚のつかみどり、伊勢エビのつかみどりの参加希望者の申し込み用紙はあるが、海の幸セットの書類などはないようだ。まだ、時間があるし、会場を見て回ることにした。「日本で唯一の大型木造船 盛漁丸展示。ご自由にご見学ください 100t 全長35m」と書かれた看板があった。

 活魚を入れる盛漁丸の水槽は深かったその横には大きなパネルがある。「昭和の名船 明石型活魚運搬船」の大きな見出しの下に「昭和55年の進水から20年後の大改修」とある。さらに「老朽化した船を、船主の戸高氏は解体するのではなく、約6カ月の歳月をかけ、2000人を費やして再び新船同様に蘇らせ」などと説明文があった。

 盛漁丸の水槽を見せてもらった。深い水槽に当地で養殖されたブリやタイなどの活魚を入れて関西方面などに運ぶようだ。

 大型木造船の見学を終えて午前9時前に受付周辺に戻ってみた。海の幸セットについての案内などは見当たらない。そこで、受付の人に聞くと「既に完売」との返事。キツネにつままれた気分になった。一体、いつ、どこで販売したのか。

 ヒオウギ貝釣りの準備をする間に長い行列ができたさて、まるごとフェアで早くから行列ができたのがヒオウギ貝釣り。短い竿の先に大きく曲げた独特の「針」が付いており、ヒオウギ貝をそれで引っかけるようだ。1回2分間で200円とあった。長い行列ができているということは結構取れるのかもしれない。

 フェアの会場をぐるっと回ってツール・ド・佐伯に戻ることにした。

 陸上競技場を出た選手は一路南へと蒲江に向かう。選手の最初の休憩場所(エイドステーション)が蒲江の海の資料館前になっている。そこへ行ってみるか。フェアの会場前もツール・ド・佐伯のコースになっており、どんどん選手がやってきている。

最初の休憩所に続々と選手がやってきた 海の資料館に向かう選手とともにクルマを走らせたが、正直言って運転しづらい。安全を確保するため選手が集中する時間は交通規制などをした方が良いのではないか。ツール・ド・佐伯では最長の190kmのSコースのほか、A、Bと75kmのCコース、最短の40kmのDコースがあり、1000人以上の参加があるという。

 佐伯の海や山の景色を楽しんでもらうためにも安全対策が鍵になる。コースと通過時間の見通しを市民に周知することも重要である。その時間や場所をなるべく避けてもらえれば事故やトラブルの可能性も低くなる。

 市民に対する広報はどうだろう。どこまでツール・ド・佐伯のことが浸透しているのだろうか。そんなことを考えながら、選手たちが蒲江から米水津、鶴見へと海岸線を北上するのとは反対に、海の資料館に来た道を引き返した。

 番匠アユやな観光まつりには8日に行ってみたこの日は別の祭りも開かれていた。番匠川沿いの宮ノ越遊水公園駐車場では8、9の両日、番匠アユやな観光まつりが開かれた。ここには8日に行ってみた。真夏のような暑さでまつりに招待された来賓の中には汗だくになる人も。お茶の無料飲み放題が嬉しく、しかも佐伯名産の因尾茶のプレゼントももらった。

青山小学校の校庭で開かれたお祭り もう一つは「海んし・山んし・青山んし ふれあいサミット」。市中心部から県道37号を蒲江に向かう途中にある青山地区の青山小学校の校庭が会場となっていた。会場に青山地区で収穫された新米5kgが販売されており、これを2000円で買って帰った。

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