佐伯のおいしいお米は

 佐伯市直川のおいしい米を市長に披露した一に「市福所(いちぶせ)」、二に「仁田原(にたはら)」、三に「因尾(いんび)」というそうだ。何のことか。旧佐伯藩のころから米どころと言われた地域である。

 市福所は佐伯市青山地区、仁田原は旧直川村(現佐伯市直川)、因尾は旧本匠村(現佐伯市本匠)にある。18日、佐伯市長においしい米の代表の一つである直川産米が届けられた。

 おいしい米ができる条件はまずは土壌が良いこと。さらに昼夜の気温差が大きい中山間地の圃場であることだそうだ。当然、市福所や仁田原などはその条件があてはまる。

 この日、市長に披露されたのは、中山間地の直川の農家が作った直川産ヒノヒカリ100%を詰めた「まるごと直川米」。しかも、検査機関の検査を受けた1等級のみを使うことで味とともに見栄えにもこだわった。

 直川地区の7戸の農家がそれぞれ30kg入りの10袋のヒノヒカリを持ち寄って、新ブランド「まるごと直川米」として計2.1トンを売り出す。価格は5kgで2700円。他地域のブランド米の値段も調べた上で決めたという。

 毎日青山地区の祭り会場で新米5キロを購入した食べる米としては高いと個人的には思う。10月9日付佐伯支局長日誌「九州一の広さを生かす」で、青山地区の祭りをのぞいて新米5kgを2000円で購入したことは報告した。これでも普段食べるのに決して安いとはいえないだろう。

 ふるさと納税の返礼品リストに青山産米などがちょっと高くておいしい米はむしろ贈答用に適している。佐伯市のふるさと納税の返礼品としても人気があるそうだ。同市のホームページにふるさと納税の謝礼品カタログがある。

 そこには青山産米5kgのほかに佐伯市弥生産の「にこまる」5kg、同市宇目産のヒノヒカリ「宇目の唄げんか」10kgが掲載されている。「まるごと直川米」も返礼品に使われるという。それを足場にしながら、贈答用として認知度を上げていくための作戦を練り、いろいろと実行していった方がよいのではないだろうか。

 ところで、返礼品カタログの中にある宇目産米だが、旧佐伯藩からの米どころには数えられていない。答えは簡単で旧宇目町は岡藩の領内だったから。旧佐伯藩のトップ3とは別に、宇目産米はなかなかの人気だそうだ。

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