B-1の予行演習にも

 正門には風船のアーチがあってお祭りムードも規模は随分違うけど「B-1」の予行演習にもなるかもしれない。佐伯市の佐伯豊南高校を訪れて、そう思った。同校で29日、第24回大分県産業教育フェア(大分さんフェア)が開かれた。県内の職業系の専門高校・専門学科の生徒にとっては日頃の成果を多くの人に見てもらう「祭典」である。

 これまでは大分市で開かれていたが、持ち回りとなり、佐伯市では初めての開催だそうだ。今回は豊南高校がホスト役となって大会の円滑な運営を下支えすることになった。

  佐伯市では11月19、20の両日、ご当地グルメでまちおこしを進める「西日本B-1グランプリ」が開かれる。この日誌でも何度も紹介している。その「B-1」で豊南高校の生徒はボランティアとしてさまざまな役割を担う。

 開会式会場の後ろ側に各校の展示がある大分さんフェア」では県内の工業、商業、農業、水産、家庭系の生徒たちが作品などとともに集まる。2日間で10万人を見込むB-1とは比較にならないが、受け入れ側の豊南高校は生徒にそれぞれ担当を割り振り、試してみる場にはなる。

 そんなことで大分さんフェアの開催も引き受けたのかなとも勝手に想像してみた。

 フェアでは高校生と一緒にフラワーアレンジメントなどをする体験コーナー、高校生が開発した商品などの販売コーナー、学校学科紹介や高校生の作品の展示コーナーがある。

さすがに地元豊南高校のブースは広い 最近の特徴としては高校生と地元企業による商品の共同開発が挙げられるそうだ。豊南高校の販売ブースを見ると、豊南味来堂with城下堂と書いてある。

 城下堂は豊後佐伯城址に近い地元産品のアンテナショップ。その横に確か小さな販売所があった。佐伯城址周辺で祭りがあったときなどに高校生がここで何か販売していた記憶がある。販売や商品開発で城下堂の力を借りているのかもしれない。

 考えてみれば大分さんフェアは「大分県版B-1グランプリ」と呼べるのかもしれない。高校生が栽培、収穫した農産物だけでなく、地域のさまざまな資源を使って高校生が新たな商品、製品を作りだし、自分たちで販売する。

各学校の幟が風にはためいていた 地域の催しなどで出品、販売していれば、それぞれの地域ではそれなりの知名度があるが、地元を一歩出ると同じ県内でもあまり知られていない。そんなことはないだろうか。だとすれば、このミニB-1をもう少し応援する必要がありそうだ。

 

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