直川白炭で火鉢を試す

黄葉したイチョウを写真に収めた 佐伯市長谷にある寺嶋林産に向かう途中で立派なイチョウが見えた。見事に黄葉している。思わずクルマを止めて写真を撮った。寺嶋林産は豊後備長炭を生産している。そこに何しに行ったのかといえば火鉢に使う炭を買いに行ったのだ。

火鉢の中にあるのは直川白炭 時代物の火鉢を見つけ出してきて火を熾(おこ)してみた。火鉢の中で燃えているのは直川白炭である。寺嶋林産の豊後備長炭と直川白炭については6月2日付佐伯支局長日誌で紹介した。

 旧直川村(佐伯市直川)は昔から炭焼きが盛んで、全盛期には専業で170戸を数え、樫を使う「直川の白炭」は火持ちがいいと、関西で大いに人気だったそうだ。

 その後炭焼きは衰退し、技術も失われてしまう恐れが出てきた。そこで15年ほど前に有志が集まって直川白炭クラブを結成した。

 同クラブの代表にそんな話を聞いた後に3kg630円で直川白炭を購入したのだ。それから半年。やっと白炭の出番がやってきた。

 まずは準備段階として消し炭(まきや炭の火を途中で消して作った軟質の炭。火付きが良いので火種に用いる)に火を付ける。消し炭を十分に使って火をおこすのがポイントだそうだ。

 消し炭が赤く色づいたところに直川白炭を入れた。団扇で扇いで空気を送ったりしてみるうちに何とか火がついた。火鉢で暖を取るなどいつ以来だろう。子どもの頃は火鉢があった。

豊後備長炭を生産する寺嶋林産 火鉢に当たっていると思った以上に暖かい。これはいいやと思って、今度は別の炭を使うことを思いついた。早速寺嶋林産に行ってみた。

 火鉢に使う炭はどんなのがいいかと聞くと、5kgで1700円のもので十分との答え。「では、それを1袋」と注文した。直川白炭は1kg当たり210円。今回購入した炭は340円。この違いがどこにあるか。試してみるのが楽しみだ。

 この1ランク上が1箱(12kg)で4200円の炭だそうだ。少し高い1kg当たり350円になる。こちらの方が火持ちが良く、寒さが本格化してくればこれがオススメとの話だった。

臼杵市の白馬渓では紅葉がなおも 炭をいろいろ試すとなると、火鉢もいろいろ探してみたくなる。火鉢はどこに売っているのだろうか。骨董店を見てみるか。今はまだ季節は晩秋といった感じで、冬の寒さといってもピンと来ない。ただ、いずれ寒波が来る。その時に備えて火を熾す練習を重ねておこうか。

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