ほおずきツリーに点灯

ほおずきツリーの試験点灯があった 山あいにある佐伯市宇目の「道の駅宇目」では日の入りも早かろう。そう思って午後5時前には現地に着いた。案に相違して午後5時半ごろでも明るさが残っていた。それも仕方ない。予定通りに「ほおずきツリー」の試験点灯の様子を写真に収めることにした。

 ほおずきツリーはホオズキの萼(がく:花の一番外側にあって花びらを支え、保護している器官)を使い、中に電球を入れている。

道の駅宇目とうめキャンプ村 約2000個のホオズキの萼を使い、道の駅宇目の隣の「うめキャンプ村広場」にある3本の木に装飾を施した。なぜ、ホオズキのツリーなのか。宇目は日本一のホオズキの生産地だからだ(8月8日付佐伯支局長日誌「日本一のホオズキ産地で紹介)。

広場の木にホオズキが巻かれていた ほおずきツリーは17日から25日まで点灯される。3本のツリーの周辺には斜めに切られた竹の筒がところ狭しと並んでいる。この竹灯籠には点灯式が行われる17日と「道の駅うめ感謝祭」が開かれる23日に火が入る。

 道の駅宇目の周辺には人家はない。日が暮れると深い闇に包まれる。その中で広場にともった温かい光が浮かび上がる。なかなか「絵」になる感じがする。

 ほおずきツリーの温かい光が15日の試験点灯はまだ真っ暗になる前だったが、なかなか雰囲気があった。ほおずきツリーは今年初めて企画したようだ。取材案内の資料に「第1回」と書かれている。

 なぜ、こんなことを始めたのか。国連教育科学文化機関(ユネスコ)のエコパーク(生物圏保存地域)と関係がある(11月26日付佐伯支局長日誌「祖母傾・大崩エコパーク」などで紹介)。大分、宮崎両県は祖母・傾・大崩山系のエコパーク登録を目指している。

 それは大分側が佐伯、竹田、豊後大野3市、宮崎側が延岡市と日之影、高千穂両町にまたがる広大な地域である。両県では来夏のエコパーク登録を目標としており、祖母・傾・大崩エコパークへの玄関口の一つとなる佐伯市宇目地区も登録に向けて内外に地域の魅力をアピールしようと考えている。

 そのために取り組んでいるのが、地域の「お宝」の再発見。自分たちにとっては当たり前のものも外からみれば非常に価値あるもの、魅力あるものに見えるかもしれない。

 日本一といわれるホオズキもそうだ。特産品のホオズキを使って何かできることはないか。そう考えて、ほおずきツリーになったのだろう。なかなか面白いと思った。

 エコパーク登録に向けて来年はさらに多くの動きが出てくるだろう。折に触れて報告していきたい。

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