弥生生姜で新メニュー

今日の料理の主役はショウガ 佐伯市弥生にある切畑小学校の2階の家庭科室では料理の真っ最中だった。今日の料理の主役はショウガ。取材案内には「『やよい生姜(しょうが)で新メニュー』試食会」とあった。切畑小と地域おこし協力隊、道の駅やよいのコラボ企画のようだ。19日午後、会場となった切畑小を訪れた。

道の駅やよいのショウガ販売コーナー 切畑小に向かう前に道の駅やよいに立ち寄ってみた。道の駅やよいの特産物直売所にはショウガ製品を販売するコーナーがある。「しょうがの町やよい」とあり、「生姜のまち・やよい いち押し商品」が陳列されている。

 ショウガは弥生地域の特産品だそうだ。今年から耕作放棄地を活用してショウガ栽培を拡大しようとしている。それに関わっているのが地域おこし協力隊の高野裕樹さん。今年4月に協力隊員として弥生にやってきた。

 地域おこし協力隊は総務省の事業。都会から地方へ移住して、最長3年間地元自治体の嘱託職員として働き、定住を目指す制度である。

 すりおろしたショウガも使う高野さんはショウガの生産と消費の拡大とともに、道の駅を利用した地域活性化もテーマに活動している。

 切畑小など弥生地域の3小学校では5年生を対象にショウガの植え付けから収穫までの作業体験を実施。高野さんは子どもたちの作業の補助をした。収穫を終え、切畑小では自分たちが育てたショウガを美味しく食べてもらおうと5年生15人が新メニューを考えることになった。

 ここで別の地域おこし協力隊員の出番となった。志内亜沙美さん。調理学校講師の経験がある。佐伯では料理教室のほか、食育に関わることができないかと考え、今年5月に赴任した。

弥生生姜レシピの試作品 5年生と志内さんが考えた「弥生生姜レシピ」は牛肉のブラックペッパー焼きとチキンサラダに、タマネギ、ニンジン、モヤシなどの野菜スープとご飯。牛肉とサラダにはショウガだれが、スープにはすりおろしショウガがそれぞれ添えられた。

 志内さんや高野さん、道の駅やよいの関係者や地域の人たちが調理を担当。5年生15人を含む関係者約30人の試食会が行われた。良ければ道の駅やよいのレストランの新メニューとなる。試食会に参加した道の駅駅長も採用に前向きだったから、さらなる手直しを経て、道の駅の新メニューとしてのデビューは有望でなかろうか。自分たちが育てたショウガが、考えたメニューが、喜んで食べてもらえているとなれば、子どもたちにとっても自慢、自信になる。

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