スポーツと防災の両立

工事の看板に初めて気づいた 28日のことだが、佐伯市長谷にある寺嶋林産に豊後備長炭を買いに行って気づいた。道を挟んで反対側で大規模な造成工事が行われているのだ。こんな看板が前からあったかなと首をかしげた。何の工事かと中を覗くと、奥に「防災・避難広場の整備を行っています」と書かれた看板があった。ここは東九州自動車道佐伯堅田インターチェンジ(IC)のすぐ横で、高速道の向こう側には市総合運動公園がある。この一帯は大災害に備えた地域防災拠点として整備が進められているのだ。

 道路案内板に佐伯堅田ICの文字が あらためて寺嶋林産の周囲を見渡してみると「佐伯堅田IC」は「右」の道路案内板がある。その向こうには「佐伯堅田400m先」の文字も。佐伯堅田ICは佐伯ICから南に5kmの場所にある。中心部からも遠くないし、高速の通行料金が要らないのも大きい。この区間は佐伯IC~延岡南IC間の無料区間に含まれている。

 総合運動公園からみた防災公園用地この立地を生かして防災公園を造っている。そこには大型備蓄倉庫が設けられ、広場は大災害時に緊急輸送ヘリポート、応急仮設住宅用地、自衛隊や消防関係者の宿営地などとして活用されることになっているという。

 さらに佐伯市内に三つある青果市場を統合し、新たな地方卸売市場を整備する計画もある。

 スポーツ施設としてはここに雨天練習場を設ける。広場も平時は運動の場として利用可能だろう。

総合運動公園の案内図 高速道路を挟んで反対側にある総合運動公園も平時はスポーツ、大災害時は避難拠点などとして積極活用することになっている。佐伯市の海岸部は南海トラフ巨大地震によって発生する大津波に襲われる。こうした地域の人々が山側にある高速道路などを使って総合運動公園まで避難してくれば、体育館などが受け皿になる。

 体育館やプールも防災・避難施設に活用されるスポーツと防災の両立を図る。別に佐伯市の独自のアイデア、専売特許というわけでもあるまい。他にも同じような発想で整備を進めているところもありそうだ。ただ、あらためて現地を見ると一大防災拠点といった雰囲気がある。

 総合運動公園内にも建設中の施設がある。施設案内図にテニスコート、多目的グラウンドと書かれてあるのが分かるだろうか。多目的グラウンド横に現在宿泊研修施設が建設中だ。木造平屋建てで延べ床面積約700㎡。10人部屋が2、8人部屋が3、2人部屋が2、1人部屋が2で計50人が宿泊できる。

 建設中の宿泊研修施設学生などの合宿所としての利用などを想定しているが、これも災害時には避難施設になるだろう。

 高速道路さえ大丈夫なら佐伯堅田ICを中心とした地域防災拠点は力を発揮するのではないか。ただ、巨大地震で高速道路も傷むのではないか。そんなことを心配する人もいる。こうなると止めどがなくなる。ただ、「もしも」の想定でいろんなことを考えるのは無駄ではないと思っている。

 火持ちがいいウバメガシの炭さて、蛇足だが、昨日の火熾(おこ)しの結果を。何とか頑張ってウバメガシに火が入った。他のカシとは火力も火持ちも違うよと言われたが、まさにその通りだった。夜、火の付いた炭を灰に埋めて寝たが、朝起きて掘り返すと、鮮やかなオレンジ色が顔を出した。火鉢だけでは暖をとるのに十分ではないが、昔を思い出すような懐かしい気分になるのが嬉しい。

 

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