1人用しし鍋と進水式

明け方近い造船所の風景 12日午前7時過ぎから、佐伯市の本田重工業で進水式が行われる。寒いしどうしようかと迷ったが、行ってみることにした。朝早くどれくらいの人が来ているか。そこに興味があった。行くとそこそこ見学者がいる。みんな体を縮こまらせながら、大きな船が船台を離れ、海へと進んでいくのを見つめていた。

 ところで、12日の予定はこれだけではない。昼は温かいしし鍋の試食会が待っていた。

 進水式と言えば、見学者に配られる記念品も嬉しい。受付でいただいた紙袋にはタオル1本と紅白2個の餅が3袋、種抜きプルーン20個入りの袋が入っている。他には「温度が高めの屋外専用カイロ」も手渡された。何だか至れり尽くせりの感じである。

見学者が見守る中で船は船台を離れた 餅やタオルは他の造船所でもいただいたことがある。それは分かるとして、なぜプルーンなのか。プルーンの袋の裏にある表示を見ると「乾燥プルーン」「原産国アメリカ合衆国」とあり、製造者は佐伯市の社会福祉法人あしたば のびのびランド事業部とある。あしたばの障がい福祉サービス事業所のびのびランドがプルーンを製造し、本田重工業の進水式で使う「くす玉」の紙ふぶきも作っているようだ。

 どういうつながりなのかはまた聞いてみないと分からない。ただ、こちらが何気なく見ているものにも、さまざまな人がさまざまな形で関わっているのだなとあらためて気づくことになった。

 朝早く起きて「三文の徳」をした。そして、昼はしし鍋の試食会と今日は巡りが良さそうだ。この試食会については12月27日付佐伯支局長日誌「源六原しし鍋試食会」で紹介している。

一人用シシ鍋の中身 正午前に佐伯市直川の直川カントリー倶楽部のクラブハウスにあるレストラン「コリーヌ」に着いた。ご飯や漬けものなどとともに鍋が既に用意されていた。鍋には下ゆでしたイノシシ肉に白菜、ネギ、ニンジン、シイタケ、こんにゃく、豆腐が盛られている。

 スープは昆布だしにしょうゆのあっさり系。これはおいしかった。ただ、写真をよく見ていただくと分かるが、みそとショウガが別に添えられている。これを入れると、また味が変わる。これもおいしい。なかなか考えてある。

 レストラン「コリーヌ」には7日も伺った。イノシシの骨でとった出汁を使った七草がゆをいただくためだ。コリーヌではイノシシとシカの肉を使った猪鹿丼や猪鹿丼スペシャルなどジビエ料理を提供している。

 この時も話を聞いたが、12日も同じような話になった。それは、イノシシやシカなど野生動物の肉質にはばらつきが大きい。だから、猪肉などのジビエ料理は質の良い肉をいかに確保するかがとても大切になる-ということである。

湯気を上げておいしそうなしし鍋 良い肉が確保できたと店主が自信を示す通りにイノシシ肉は美味しかった。1人用しし鍋は1500円で3月末までは提供するという。数に限りがあるから事前に問い合わせるのが無難。コリーヌの電話番号は0972(58)3308。

 

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