イルカ島と仙水小学校

古ぼけた2階建ての建物が旧校舎のようだ 振り返ると古ぼけた建物が見えた。あれが廃校になった津久見市立仙水小学校の旧校舎のようだ。気がつかずに通り過ぎてしまった。ここから少し先に「うみたま体験パーク『つくみイルカ島』」がある。13日に同市で「第1回つくみイルカ研究シンポジウム」が開かれ、全国各地から研究者などが集まった。その会場で仙水小の旧校舎を活用する一つのアイデアが提案された。

 つくみイルカ島を経営するのは大分市のマリーンパレス。ここは釣り堀だった。

釣り堀を再活用したイルカ島 津久見市が津久見湾観光開発の目玉にと1980(昭和55)年4月にオープンさせた仙水遊漁センター。大物釣り場(4000㎡)と小物釣り場(300㎡)の二つがあり、大物釣り場にはタイとハマチ、小物釣り場にはアジ、メバル、イサキなどが入れられていたという。

 この市営の海の釣り堀は2010(平成22)年3月末で廃止となり、イルカのショーなどが楽しめる施設に生まれ変わって翌11年4月に新たにオープンした。開設6年となるイルカ島の可能性を探ろうとシンポジウムが企画された。

 単なる観光施設としてだけでなく、イルカの研究拠点や繁殖施設などとして役割を果たしたい。そのためにはどうすればいいか。

シンポでは官学民による意見交換会が開かれた全国各地の大学の研究者や水族館館長などに集まってもらって意見交換しようという試みだった。そこで仙水小の旧校舎活用のアイデアを出したのが津久見市の川野幸男市長だった。

 イルカ島を研究拠点として全国から研究者などに来てもらう。その際、研究のサテライト施設のような形で旧校舎を活用してもらうことはできないか。そんなことを考えているという。

道路側から見た旧仙水小校舎 旧校舎をぐるっと回ってみると、海沿いの道に面した側とは反対側に校門があった。そこに竣工昭和55(1980)年2月20日とあった。まもなく築47年となる。2階建てでぱっと見て2階に5室、1階は4室だろうか。補修して使えるならば、せっかくならイルカ研究の拠点にできないかと川野市長は考えた。

旧校舎の目の前にあるイルカ島 まだ、素人の思いつきの範囲という話だったが、旧校舎がイルカ研究に活用されることになれば面白い。実現すればもちろん新聞記事にもなる。期待しながら、その時期を待ちたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です