番匠川でシロウオ漁

番匠川はカモの楽園でもある 「番匠川でシロウオ漁が始まっているのを知ってますか?」。佐伯市役所2階にある公聴広報課に顔を出すと、そう聞かれた。「いいや」と答えると、漁をしている場所を教えてくれた。今行っても誰もいないだろうが、せっかくだから場所だけ確認するか。そう思って現場に向かった。

シロウオ漁が行われている場所 番匠川に架かる長瀬橋の少し下流側の河川敷に降りてみた。青い船のようなものが見えた。歩いて近づいていくと、それらしいものがあった。シロウオ漁が行われる現場に着いたが、予想どおりに誰もいない。とりあえず写真を撮って帰ることにした。

 支局に帰って「佐伯」「シロウオ」のキーワードで検索してみた。2月1日付大分合同新聞夕刊の記事があった。あらためて1日付の夕刊を引っ張り出してみると「春の足音 シロウオ漁」「佐伯・番匠川で解禁」の見出しと記事があった。

 うかつにも見落としていたのだ。記事によると、産卵のために川を遡上(そじょう)するシロウオを竹製のやなで追い込み、白魚網(通称・三角網)ですくい取る伝統的な漁法で、3月下旬ごろまで行われる、とある。

佐伯観光協会のHPにある説明 さらに、佐伯市観光協会のウェブサイト「佐伯大百科」にも説明があった。それによると、シロウオ漁をする漁師の数も減っていき、現在は2人だけだという。再び大分合同新聞の記事に戻ると、漁のピークは2月末で1日3kgほど取れるとある。観光協会の佐伯大百科にはシロウオを食べられるところとして「金水苑」「山城屋」「すし好」の3店舗の名前があった。

 それで思い出した。昨年3月半ばに赴任してまもなく。すし好にランチを食べに行ってシロウオがあることを知り、注文しようかどうしようかと迷ったことがあった。あれからもう一年か。

 結局、その時は注文しなかった。春の風物詩、春の訪れを感じさせるものなのだが、過去に食べた経験から言えば、毎年毎年食べなくてもというのが正直な気持ちである。そんなことでシロウオ漁解禁のことを忘れていたのかもしれない。

 しかし、解禁を知った以上取材しないのもどうか。漁のピークとあった2月下旬ごろに取材をさせてもらおうか。一度番匠川漁協に問い合わせてみよう。

 シロウオで釜揚げシラスを思い出した。主にカタクチイワシの幼魚だそうだ。取れたばかりのシラスは生でもうまいが、湯にくぐらせた釜揚げシラスもおいしい。毎週土曜日の「うすき海鮮朝市」が開かれる臼杵魚市場の隣の食堂でシラスが売られていたような気がする。朝市に行って食堂に釜揚げシラスがあれば買ってこよう。

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