四浦の桜が咲きにけり

2月6日に撮影した河津桜 まずは2枚の写真を見比べて欲しい。左は2月6日に撮影した。場所は津久見市の四浦半島。「刀自ケ浦(とじがうら)」と呼ばれる場所である。1月1日に撮影した河津桜の写真6日は風が強かった。河津桜の木々も激しく揺れ、花が飛ばされるのではないかといった勢いだった。さて、右の写真は1月1日に同じ場所で撮影した写真である。元日は暖かで穏やかな日だった。河津桜はまだつぼみだった。それが1カ月ちょっとできれいに咲き、まもなく見頃を迎えようとしていた。

 さて、6日に津久見に行ったのは河津桜見物が目的ではない。競泳男子平泳ぎ200mで津久見出身の渡辺一平選手(早大2年)がマークした世界新記録を祝う横断幕の写真を撮り、短い記事を書くことが目的だった。

 横断幕が掲げられることは1月31日付佐伯支局長日誌「祝世界新記録の横断幕」でお知らせした。

国道217号沿いにある祝世界新記録の横断幕 川野幸男市長が会長を務める「渡辺一平選手後援会」が作った横断幕は二つ。その一つが国道217号沿いにある市の施設のフェンスに設置された。多くの人に見てもらおうと通行量の多い国道沿いに長さ15mの横断幕を張った。

 市役所庁舎にも横断幕が掲げられた。こちらはちょっと小ぶりな長さ9mのもの。書かれている文言は二つとも同じである。

市庁舎の横断幕は少しこぶりで 「祝世界新記録!渡辺一平選手」とあって種目の「男子200m平泳ぎ」と記録の「タイム2分6秒67」がある。ここで疑問に思う人がいるかもしれない。世界記録をさらに更新したらどうするのか。横断幕をまた作り直すのか、と。

 その心配には及ばない。タイムの部分、具体的には「6」秒「67」の「6」と「67」のところは書き換え可能にしてある。何回世界記録を更新しても対応可能な横断幕にしてあるのだ。実際、渡辺選手はもっともっと速くなりそうだ。

 横断幕設置では川野市長が市庁舎前に出てテレビの取材に応じた。その時の雑談でも2月2日の早大での報告会のことが話題になった。報告会では、2分6秒67の世界新記録を樹立した1月29日の東京都選手権の前日、夕食を食べ過ぎて腹痛を起こしていたことを渡辺選手が告白した。「熱っぽくてコンディションは良くなかった」と振り返ったという。

 では、腹をこわしてなかったら、どうだったのだろう。とてつもない記録を出していたのではないか。それは分からないが、底力を感じさせる。

 世界新を出す度に市長賞詞を贈ってはどうか。雑談の中でそんな話も出た。いろんな人が応援の気持ちを何らかの形で表したいが、渡辺選手側の都合もあって適当な方法が見つからないということもあるようだ。

 渡辺選手が目標とする2020年の東京五輪での世界新記録、金メダルまで3年ちょっとある。渡辺選手への応援ではこの先もいろいろと考えることになりそうだ。

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