竹田の協力隊員45人

竹田市の協力隊員の活動報告会 大分県竹田市の地域おこし協力隊員の活動報告会が26日、同市で開かれた。竹田の協力隊員は45人を数える。全国の市町村で一番多いのだそうだ。この人たちがどのように定住、定着していくのか。そこに関心がある。数多くの協力隊員の話をひとところで聞けるのは願ってもないと思い、報告会に行ってみた。

 2月10、11の両日、佐伯市で「ふるさと大分 地域おこし協力隊連絡会議」が開かれた(2月11日付佐伯支局長日誌「協力隊員の連絡会議」で紹介)。そこで配布された資料の中に竹田の協力隊が行う報告会のリーフレットがあった。

報告会の最初に協力隊員の紹介が そこに協力隊員の名簿があった。2期生17人、3期生14人、4期生14人の名前がある。2期生とは2014(平成26)年度に協力隊員として竹田に移住してきたメンバー。3期生は15(同27)年度、4期生は16(同28)年度にやって来た隊員で、総勢45人となる。

 地域おこし協力隊については、この日誌でもこれまで何回か取り上げている。都会から地方へと若者などの移住を促し、その地域の活性化に一役買ってもらうための国の事業である。協力隊員を採用するのは市町村など地方自治体だが、隊員1人当たり400万円を上限に国の資金支援がある。

 隊員は地元自治体の嘱託職員として最長3年間活動し、その間に定住するための仕事や住まいの確保などをすることになっている。

 竹田の場合、2期生17人が4月以降、順次3年の任期を終え、協力隊を卒業していく。この人たちがどれだけ定着するのか、どんな形で定住するのか。それには大分県内の自治体だけでなく、全国の自治体も関心を持っているのではなかろうか。

協力隊の報告会は市役所横の建物であった 総務省の資料を見ると、竹田市は2010(平成22)年度に2人の協力隊員がいた。これが1期生になる。その後、採用はなく、2014年度に2期生として一気に18人を採ることになった。

 2月11日の日誌でも書いたが、大分県には約140人の協力隊員がおり、その数は全国7位にランクされる。そのうちほぼ3分の1の45人が竹田市にいる。この人たちが協力隊卒業後、どれほど定住するかによって大分県全体の数字も大きく変わる。

 さて、26日の報告会では2期生4人、3期生1人、4期生2人の計7人の協力隊員と竹田市長がテーブルを囲む「トークセッション」があった。

 登場した2期生4人のうち3人は卒業後も竹田に定住するようだ。このうち、2014年8月に夫婦で移住してきた堀場貴雄さんとさくらさんは、JR豊後竹田駅近くでゲストハウス「たけた駅前ホステルcue」を開業する準備を進めているとの話だった。

 協力隊員の大半が卒業後も定住し、さまざまな事業を始めれば竹田は大きく変わるかもしれない。

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