山の中の臥龍梅を見る

山庵寺の臥龍梅に西日が差していた 「まだきれいに咲いているんじゃないですか」。臼杵市観光情報協会の中野さんがそう言うので、臥龍梅を見に行くことにした。梅の前に説明板がある。「山庵(やまなん)臥龍梅」とあり、「この梅の木は樹齢約320年が経ており、反対側から臥龍梅を見る数年前元木より分折し臥龍梅となる。定かではないが開祖賢巖禅師が植樹したものと思われる」と書いてあった。この説明板が設置されたのが2008(平成20)年12月のようだ。もう少し早い時期に来ておればもっときれいだっただろう。

 山庵寺の境内にはもう1本大きな梅の木があった。2本の梅の木はどちらも見事だが、これを見に来るには林道を通るしかないのが難点である。途中1カ所復旧工事をしている場所があった。慣れない人はちょっと怖く感じるかもしれない。しかし、慌てなければ大丈夫。ゆっくりと進んでいけば問題なく目的地に着ける。

 臼杵市中心部から国宝臼杵石仏に向かう道を行く。東九州自動車道臼杵インターチェンジ(IC)の入り口を過ぎてしばらく行って左に曲がる。上り坂を行くと、古い家並みがある。集落にあった立石山の標識そこをクルマで過ぎようとすると「立石山」の標識があった。ここから道はさらに上り坂が続く。立石山の山頂までクルマで登り、そこから鎮南山まで縦走する。そんな感じで林道が続いている。クルマは道なりに進む。初めての道で慎重に運転したから30分以上かかっただろう(時計を見ていないので正確には言えないが)。市中心部からようやく臥龍梅の咲く目的地に着いた。

臥龍梅とは別のりっぱな梅の木が 境内の奥にある臥龍梅とは別の大きな梅の木が手前にある。それにも白い花が咲いていた。地元では知られた梅の名所なのだろう。境内の手前の駐車場は広いし、トイレも整備してある。臼杵市観光情報協会のホームページに今、臼杵の花だよりが載っている。これは最近始めたそうだ。

 ホームページを見ると「見る・花」「体験する」「食べる」「買う」などとある。もともとは「見る」だったのを「見る・花」としたのだ。「花」が加わったのは気がつかなかった。中野さんのアイデアだという。

 山庵寺にはピンクの花を付けた木も 中野さんは「花マップ」以外にも個人的に「登山マップ」「サイクリングマップ」「巨樹古木マップ」を作っている。今、臼杵市観光情報協会のホームページにあるのは花マップだけだったが、中野さんのホームページには登山などのマップが掲載されている。

 地元の人たちがあちこちで登山道の整備をしているそうだ。中野さんによると、この5、6年で目立つ動きだという。ウォーキング初心者としてあちこちにコースができること嬉しい。

山庵寺から臼杵の市街地を望む 中野さんが作った登山マップをいただき、解説を受けた。個人的に面白いと思うし、観光情報協会のホームページなどを通して、こうした情報をもっと発信すればいいのにとも思う。

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