あれやこれやの一日に

佐伯市内のホテルで開かれた「さいき殿伝金賞」商談会 6日の午前中は仕事が立て込んでいた。10時に臼杵市吉小野にある臼杵市文化財管理センターに行った。20分ばかりで佐伯市にとって返す。11時までに佐伯市役所に行かなければならない。そこで一仕事済ませ、JR佐伯駅近くにあるホテルへとクルマで向かった。11時15分からそこで「佐伯ブランド『さいき殿伝金賞』商談会2017」が開かれるのだ。

 何をしに臼杵まで行ったのか。5日に報告したマレガ・プロジェクトと臼杵市による合同研究会に関係がある。マレガ・プロジェクトとはマレガ神父が大分で収集した膨大な史料を調査、整理、保存するための国際共同研究である。

研究会に先立って臼杵市野津町の下藤地区キリシタン墓地を視察した 公開で行われた5日の研究会を記事にしようと思って、プロジェクトのリーダーである人間文化研究機構国文学研究資料館の大友一雄教授がいる臼杵市文化財管理センターを訪ねたのだ。教授はこの日午後には東京に帰ることになっている。

 記事の最後に大友教授の話を入れようと思ったのだが、専門的な話が聞けるわけもない。何となく当たり障りのないような内容になってしまった。

 次なる佐伯市役所での仕事とは写真撮影である。4月2日告示、同9日投票の佐伯市長・市議選に備えて立候補予定者の写真をそろえておかなければならない。2月23日に市庁舎で開かれた市議選の立候補予定者事前説明会に出席した「新人候補」の写真撮影を、他社のみなさんと一緒に行った。

 さて、この後は「さいき殿伝金賞」商談会である。ところで「さいき殿伝」とはどういう意味か。佐伯は城下町。中心部には佐伯城跡がある。「ごまだし」も「丸寿司」も地域の伝統料理といえる由緒ある佐伯の殿様が太鼓判を押す逸品。そんな意味だろうか。会場受付で報道関係者用史料が配布された。さいき殿伝のコンセプトは「佐伯を代表し、市民に愛され、市民が誇りを持てる商品」とある。

 その解説は、佐伯産品は品質としてはほかに引けを取るものではないが、市場での評価は決して高いとはいえない、と始まる。佐伯の逸品を「さいき殿伝」の名称でブランド化し、広く市外に情報発信する。そのため、2010(平成22)年に「佐伯市ブランド流通促進協議会」がつくられた。

ごまだしは万能調味料とある。 配布資料には、さいき殿伝金賞認証品が12(同24)年度が47事業者67商品、13(同25)年度は56事業者87商品、14(同26)年度は55事業者84商品、1年飛ばして16(同28)年度に51事業者85商品とある。この日の商談会に出品したのは、このうち35事業者67商品だという。

 商談会はなかなか賑わっていた。東京(三越伊勢丹)や福岡(西鉄、JR九州、イオン他)のバイヤーも参加している。佐伯市ブランド流通促進協議会の高橋治人会長に聞くと、以前と比べて上がってきているのはデザイン力。パッケージなどでも魅力的に見える工夫ができるようになったと話す。

 以前にこの日誌で紹介した漁村女性グループめばるの桑原さんも出展していた(11月14日付佐伯支局長日誌「ごまだしア・ラ・モード」)。「めばる」のパンdeごまだしその時の日誌にはパンに合うごまだしを試作中と書いたが、製品ができたようだ。「どこで売っていますか」と桑原さんに聞くと、まだ市販はしていないという。最後の仕上げの段階というところか。おいしいもの、特長があるものはいろいろある。これをどうやって買ってもらうか。

 商談会や展示会などを見ていても出展者の努力は感じられる。かといって簡単に売れるものではない。見ているこちらは根気強く頑張ってと心の中でつぶやくぐらいしかない。

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