地域おこし協力隊着任

佐伯市役所であった委嘱式 去る人来る人。春は人事異動の季節である。この日誌でよく取り上げる地域おこし協力隊も例外ではない。3日午前に津久見市で1人の辞令交付式が、午後には佐伯市で2人の委嘱式がそれぞれ行われた(市によって呼び方が違うのはなぜか。聞くのを忘れてしまった)。協力隊の面白さは年齢、経歴、出身地、志望動機が千差万別であることだ。ただ、最長3年の任期のうちに定住するための手だてを確保することは容易ではない。めげずにやってほしいと祈るだけだ。

 思い描いていたものと現実のギャップ。これはどの隊員にもあるだろう。3月22日に臼杵市であった協力隊員の報告会と第1期生の壮行会(3月22日付佐伯支局長日誌「協力隊の卒業生の言葉」で紹介)に顔を出して、あらためて思った。任期終了直前の1期生の「今だから言える」といった話も心に響いた。

 さて、4月に新たな協力隊員が着任するのは佐伯、津久見両市だけではない。臼杵市にも3人来る。大分県に聞くと、日田市に2人、宇佐市に2人、国東市に2人と竹田市に10人の予定だという。

 竹田市は大分県内で断トツに協力隊員が多い(2月26日付佐伯支局長日誌「竹田の協力隊員45人」で紹介)。積極的に募集しているし、それだけの応募がある、人気が高いということだろう。このことはもっと注目されていいと思う。

 3日の辞令交付式と委嘱式に話を戻そう。津久見市には協力隊員が1人いたが、昨年辞めてゼロに。今回新たに1人を採用した。兵庫県からやってきた25歳の男性。大分県とも、まして津久見市とも無縁だった。

 ただ、地域づくり、地域の活性化には関心があった。そこで1月15日に東京ビッグサイトで開かれた「JOIN移住・交流&地域おこしフェア」に参加。全国の自治体が参加し、移住などの説明が受けられる場で偶然、津久見市の担当者と出会ったという。

 男性は市役所の政策企画課に配属され、移住定住の支援などに取り組むことになっている。

 佐伯市の新規隊員2人のうち1人はUターン組である。中学までは佐伯で、高校から市外に。34歳の男性でいろいろと考えて準備してきた。大学卒業後に転職を繰り返したのは故郷に戻るため。佐伯で起業するならば必要と思える知識や経験を得るためだった。

 そして、最長3年間給料をもらいながら定住、起業の準備ができると広島から協力隊員に応募した。

 もう一人は女性。こちらは佐伯とは縁がなかった。ただ、佐伯との唯一の接点と言えば、お笑い芸人の「ダイノジ」(この表記で正しいのか?)の「大谷さん」のファンだということだそうだ。佐伯市の地域おこし協力隊の募集に応募した一番の理由だという。

 旅好きの女性はワーキングホリデーで1年間オーストラリアに滞在したこともある。外国人観光客を佐伯市に呼び込むのに一役買ってほしいと観光課に配属された。この女性も言っていた通り、どんなに素晴らしい食材や自然があっても、その良さを積極的に伝えていかないと、国内外からの観光客は増えない。

 佐伯市の協力隊員はこの日委嘱された2人を含め13人になった。竹田市とは比べようもないが、縁があって移住してきた人たちを上手に生かしたい。

  

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