臼杵公園の夜桜見物

桜を眺めながら石段を上る 6日は臼杵市役所で市長定例会見があった。会見が終わって市役所近くの臼杵城址(臼杵公園)に行ってみた。約1000本のソメイヨシノがあり、9日(日)まで臼杵城址桜まつりが開かれている。ただ、今年は開花が遅いようだ。臼杵市観光情報協会によると、現在は四分咲きで、来週以降も花が楽しめそうだという。そのため、午後6~10時の夜間ライトアップを15日(土)まで延長する。この公園に立って桜の木々をながめると1年前を思い出す。

 2016年3月17日付佐伯支局長日誌「津久見、臼杵も担当に②」で臼杵公園の桜まつりについて触れている。3月15日から佐伯支局長として動き出し、担当する佐伯、津久見、臼杵各市役所に挨拶回りをした。

 あちこちに行く度に大げさに言えば感慨を覚える。ところで、昨年3月17日付日誌には、桜まつりの期間は3月25日から4月3日とある。桜の開花が遅いので今年は1週間遅らせたが、それでも満開に至らなかったようだ。

露店が出て天気が良ければ賑わいそうだ 公園をぐるっと回ってみたが、咲き具合は木によってばらつきが大きい。桜の花を比較的長く楽しめそうだが、一気に咲いて豪華絢爛(ごうかけんらん)とはなりそうにない。15日まで桜のライトアップがされるというから夜桜見物は良さそうだ。

 さて、この日の本来の目的である記者会見についても簡単に報告を。新年度の最初ということで市長からあらためて挨拶があり、市として取り組む四つの新規事業の説明があった。一つは定住促進住宅政策、二つ目は産業振興支援事業、三つ目が運転免許証自主返納制度で、最後が胃がん検診・ピロリ菌検査-である。

 定住促進策の一つが若者向け賃貸住宅を建設する事業者に500万円を上限とした補助金を支給する制度。これについては2月24日付佐伯支局長日誌「3市の予算案出そろう」で紹介した。この時は空き家がたくさんあるのだから、それを改造してシェアハウスにする。そのための補助金を出しては、と書いた。ただ、肝心の貸してもいいという空き家がなかなか出てこないのだ。

ラーメン、焼きそばの幟に目が行った この日の記者会見でもそんな話になった。市の移住者居住支援事業によって2016(平成28)年に移住してきた人は77世帯203人となり、支援事業を始めた15(同27)年度の76世帯166人を上回った。中でも 30~39歳、0~14歳が増えており、子育て世代の移住の増加を示しているという。市としては歓迎すべきことで、移住支援策を拡充することにした。

 市の「空き家バンク制度」を活用し、移住・定住しようとする人が自分で空き家を改修する場合の補助金上限50万円を新設した。従来は市内の業者に頼んで修理を行う場合に100万円を上限に補助する制度だけだった。

 これで移住者増加に弾みがつくのか。空き家バンクに登録する物件が増えていけばそうなるかもしれない。しかし、現実は甘くない。市としても登録を促進する方法などを考えているようだが、これという手は今のところ見つかってはいないようだ。ただ、ネックとなっている課題を解決しないと次のステップはない。

 2月24日付の日誌でも書いたが、市が単独で新たな事業をしようとしても先立つもの、財源がない。産業振興で新たに設けた創業支援補助金も総額で300万円。1件が上限100万円だから実質3件分である。

 お金がないからこそ、それをいかに効果的に使うか。地方は知恵と汗をかく量で勝負するしかない。

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