桜の話はもう勘弁といった声も出そうだが、もう少しお付き合い願いたい。津久見市から佐伯市へと県道36号(佐伯津久見線)を通って帰った。県道36号沿いにも桜が多い。2016年6月5日付佐伯支局長日誌「栗の花咲く県道36号」で沿道の栗の花を紹介したことがあったが、桜もなかなかである。この時期だけでも「桜街道」の名称で売り出したらどうだろうか。
「彦岳登山口 1.1Km」と書かれたプレートがあるあたりから道は上り坂になる。そのまましばらく進むと、少し平たんになったところがある。彦岳登山口である。16日(日)に山開きがある。ここ3年ほどは毎年雨で山開きは中止になっているそうだ。
登山口のところに「高野聖地蔵尊」がある。その反対側に小さな広場があり、大友宗麟が描かれた案内板がある。どちらも桜が見事に咲いていた。
登山口のすぐ横にはトンネルがあり、ここを抜けると佐伯市弥生に入る。後は下り坂。こちらも沿道に桜が続く。しばらく下ると床木ダムがある。ここの緑地広場の桜も地元では有名である。当たり前だが、ドライバーは脇見ができない。せっかくの桜並木だが、誰もクルマを止めることなく走り去っていった。
津久見と佐伯を結ぶ「桜の街道」を写真で紹介する。