月に1度の蒲江の魚屋

月に1回の蒲江スペシャル 7日夜は大分市にいた。府内町にあるイタリア料理店。毎月第1金曜日は〝蒲江の日〟である。佐伯市蒲江産の魚介類を使ったスペシャルディナーが提供されるという。それを食べに行った。企画したのは橋本千春さん。橋本さんについては3月2日付佐伯支局長日誌「親子ともにチャレンジ賞」で紹介した。大分県の女性のチャレンジ賞受賞報告で橋本さんが佐伯市長を表敬訪問した際、話を伺ったことの一つがこの試みである。

 店の名前は「オステリア ブーチョ」。大分市中心部の府内五番街商店街の中にある。中に入ってメニューをもらうと、「金曜日の蒲江ペスケリーア」「蒲江の幸のフルコース ¥4210円」とあった。ネットでみると、ペスケリーアとはイタリア語で「魚屋」とある。蒲江の幸とは蒲江で捕れる魚介類のことだ。

 店内にはテーブル席とカウンター、奥の扉の向こうにもテーブル席がある。扉の向こうはこの日、団体貸し切りのようだった。女性客が多く、オーナーシェフ以下スタッフも女性で、〝蒲江の日〟は橋本さんもスタッフの1人として加わる。

ヒオウギ貝のトマトソース和え 蒲江の魚介類をもっとPRしようと始めた。例えばヒオウギ貝。蒲江では年中あってとても身近な食材だが、大分市ではあまり食べられていない。ヒオウギ貝をもっと知ってもらい、食べてもらいたいと毎月1回の〝蒲江の日〟では積極的にヒオウギ貝を使い、定番メニューになっているという。この日は小粒の新貝(?)をトマトとあえていた。上に乗っているのはワサビ菜である。

カマスとイカとイサキが その前に出たのがカマスの燻製とイカ、イサキの刺し身。これもおいしい。蒲江と言えばブリの養殖が盛んで、かぼすヒラメの養殖も行われている。海の幸を使った食観光にも力を入れている。期間限定の伊勢エビを提供する「東九州伊勢えび海道」(2016年7月21日付佐伯支局長日誌「伊勢エビ海道豊漁祈願」)に加え、春には「日豊海岸岩ガキまつり」(2016年5月14日付佐伯支局長日誌「蒲江は岩ガキの季節に」)がある。どちらもお隣の宮崎県延岡市と連携してPRに努めている。

イサキのハーブソテーも一品に 橋本さんの場合、その時々に蒲江でとれた旬の食材、新鮮なものを食べてもらおうということで、もっと幅広く蒲江の魚をPRする形になっている。直接お客さんの反応を見るアンテナショップともいえる。7日夜はヒオウギ貝やイサキのハーブソテー以外にも焼きガキ、イカスミのリゾット、ヤリイカとグリーンピースのショートパスタもいただいた。

 メニューをみると、シラスを使った料理もある。コースではなく、単品で幾つか頼んで食べてみるのもいいかもしれない。

ヤリイカとグリーンピースのパスタ 話を聞くと橋本さんはいろいろと忙しそうだ。蒲江の散策マップを作ったり、深島の猫などを題材にした蒲江のはがきを作ったり、ノルディック教室を開いたり。ほかもいろいろとやることがあるようだ。一つやることが次につながる。橋本さんを中心とした渦がすこしずつ大きくなっている。

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