豊後大野市長選の応援

柳瀬のチューリップが満開に 16日は大分県内で竹田市、豊後大野市、豊後高田市の市長選の投開票があった。一時的に現場の人手が足りなくなるので応援要員となった。行くのは佐伯市の隣の豊後大野市。現職と新人の一騎打ちで激戦が予想されていた。結果は91票差で新人が現職を破った。

豊後大野市長選の得票は僅差だった 竹田市長選は現職対新人2人、豊後高田市長選は新人2人の争いだった。こちらも激戦だった。豊後大野市は新人が12296票で、12205票の現職を僅差で破った。竹田市は現職が8千票近くを得て新人に約1千票の差をつけた。新人同士の戦いとなった豊後高田市長選は新人の元県議が7127票を獲得し、商工会議所会頭に140票の差をつけて初当選した。

 投開票の日だけの応援だから、どうしてこういう結果になったのか確かなことは言えない。ただ、地方に共通した課題を3市も抱えている。少子高齢化と人口減少、地域経済の停滞と、もう一つ加えれば広域合併だろう。

 豊後大野市の場合は犬飼、三重、大野、緒方、朝地5町と清川、千歳2村の広域合併である。大同団結して人口減少、過疎化の進行に歯止めをかけようとしたが、なかなかうまくいかない。豊後大野市長選で新人は「元気がなくなったまちを何とかしたい」と訴えた。

 3市に限らず、どの地域の住民も多かれ少なかれ同じ危機感を抱いているのではないか。市長を筆頭に行政も努力はしているのだが、短期間に目覚ましい成果を上げるのは難しい。トップ交代で事態が百八十度変わってバラ色の未来が開けるといった簡単な話でもない。人口減少のペースを鈍化させるために考えられる全ての手段を講じる必要があるが、それでもどれだけ効果があるのか、どの自治体も手探りの状態といえる。

 その意味で豊後大野市は激しい選挙戦後のしこりの解消が喫緊の課題といえる。最悪なのはしこりが残って、へたをすると足の引っ張り合いになることである。

 豊後大野市は佐伯支局の取材エリアではない。今後どうなるかを細かく見ていくことはできないが、大分合同新聞も読みながら、その動向をしばらく見守りたい。

 さて、冒頭の写真は佐伯市宇目のチューリップである。豊後大野市に行くのに国道10号を宇目に向かった。そこで国道326号に乗り換えて少し寄り道するためだ。宮崎県延岡市との境に近い「唄げんか大橋」の先に柳瀬チューリップ祭りの会場があった。写真はそれで、訪れるのは約1年ぶりだった。

 同じような場所に同じようなチューリップが咲いている。見る方はそれぐらいのいい加減な見方しかできないが、植える方はいろいろと工夫しているのかもしれない。何にしても時がたつのは速いものだと改めて思った。

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