大分の地酒・焼酎展示館

大分市にあった地酒・焼酎展示館 大分市中心部の商店街に「おおいた地酒・焼酎展示館」と書かれた施設があった。7日午前中に通りかかった時は閉まっていた。ガラスに貼られた「本日プレオープン」の案内を見ると、午後1時から5時までとある。改めて午後に足を運ぶと、1回100円の試飲が行われていた立ち飲みで「1銘柄1回100円」の試飲を楽しんでいる人たちがいた。案内のチラシには「大分県内33の蔵元が丹精込めて醸しあげた日本酒と焼酎152銘柄、約400本を展示している」と説明がある。そこには、たまに買う「ぶんご銘醸」(佐伯市)の純米酒「佐伯飛翔」もあった。

 この展示館は3月28日に設立された「大分県地酒焼酎文化創造会議」(NPO法人認証申請中)が運営する施設で、7月の開設に向けて準備中だ、とチラシに書いてあった。

 中に入ると、壁一面に棚が据え付けられ、棚の上にさまざまなラベルの酒がずらりと並んでいる。こちらは一升瓶が並んだ棚この棚は当然だが、酒瓶を置くために作られた。この日は棚をこしらえたという大工さんもプレオープンに参加していた。左の写真は一升瓶の棚である。佐伯飛翔のほか、「一の井手」「白寿」など臼杵市の蔵元の酒も並んでいる。

 ここを開設した目的についてもチラシに書かれている。大分では40を超える蔵元が、「青」は清酒、「黄」は焼酎を示す美味しい清酒、焼酎を創意工夫しながら生産している。ただ、最近は県外産のものが数多く流通し、地元にいながら、これらの逸品を口にする機会が限られてきている。そこで「県民に故郷の酒・焼酎を知ってもらう」「県民が地元で飲むことのできる環境をつくる」ために情報発信をしていくという。

 米国のトランプ大統領のバイ・アメリカン(米国製品を買おう)になぞらえるなら、清酒・焼酎は「バイ・オオイタン」(県産酒を買おう)運動を展開しようということになる。

 展示館で見て、買ってみようと思っても、展示館の中はさほど広くはないどこで買えるかが分からないと実際の購入にはつながらない。だから、聞かれれば、どこそこの酒店で売っているなどの情報提供も行うという。地元での消費拡大だけでなく、「観光客をはじめ県外、国外の方々に魅力を発信する」ことも同会議の役割になる。

 県内でも「下町のナポレオン」のキャッチフレーズが有名になった麦焼酎「いいちこ」の三和酒類や、「大分むぎ焼酎二階堂」の二階堂酒造は「全国区」になった。地方の一蔵元でも全国的な知名度を得ることは不可能ではない。ただ、誰もが成功するわけではない。販路拡大のための蔵元など関係者の努力は当然としても、そこに応援団がいれば心強い。

 大型連休(ゴールデンウィーク)最終日はゆっくり休もうと思って「おおいた地酒・焼酎展示館」を訪れたのだが、つい真面目に日誌を書くことになってしまった。

 そして、余計なことも考えた。別府八湯巡りでは段位があり、名人に認定される。大分の地酒・焼酎でもスタンプを集めて「おおいたの酒通」段位を認定するなどの遊びがあっても面白そうだと。

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