第二、第三の嘉風を探せ

 佐伯市の相撲場で開かれた嘉風相撲教室「嘉風チャレンジのご案内」があり、10日夕、佐伯市総合運動公園にある相撲場に向かった。大分県出身の力士嘉風(よしかぜ)関(尾車部屋所属)による子どもへの相撲普及・人材発掘・育成を図る取り組みで、今年が3年目とある。佐伯市中心部ではテレビやラジオ、スマホがなくても本場所で嘉風が勝ったかどうか知ることができる。勝てば直後に花火が打ち上げられるからで、市民も親近感を持っている。この日も親子連れが集まっていた。

 嘉風チャレンジではまず嘉風関によるこども相撲教室があり、その後尾車部屋特製のちゃんこ炊き出しが行われる。案内には主催は佐伯市相撲連盟とあった。

 嘉風関は佐伯市出身で大分県中津市にある中津工高(現中津東高)に進んだ。嘉風関の挨拶を聞く子どもたち中津市がいわば第二の故郷であり、そのため、佐伯と中津の両市の持ち回りで「嘉風相撲大会」が開かれている。相撲大会は2013(平成25)年に始まり、今年5回目。10月に佐伯で開かれることになっている。それに向けてのキックオフイベントが「嘉風チャレンジ」だと言う。相撲をやったことのない子どもたちに興味を持ってもらう、やってみようかと思わせるための催しというわけだ。

 実際に嘉風関に稽古をつけてもらった子どもたちは楽しそうだった。稽古をつけてもらう子どもたち最初はおっかなびっくりだが、そのうちに力を込めて一生懸命に押そうとし始める。その姿が会場の笑いを誘う。ざっと数えると嘉風関に挑戦したのは小学生が約50人、中学生は10人ぐらいか。低学年は5人で1組、その後学年が上がるにつれて3人1組、2人1組、さらに1対1となった。

 佐伯少年相撲クラブがあって、そこに入っていると思える子はさすがに当たりが違う。尾車部屋特製ちゃんこも味わってみたかったが、その前に失礼した。

 11日は昨年4月の熊本地震で被災した由布市湯布院で「嘉風相撲大会」を開催すると資料に書いてあった。これも相撲クラブがない湯布院で子どもたちへの相撲普及を図る「嘉風チャレンジ」の一環だという。

 ただ、12日は新聞休刊日。つまり11日組みの新聞(12日付朝刊)が発行されないので、嘉風チャレンジの記事を大分版に載せるとしたら13日付朝刊になる。それでもいいが、何だか間延びした感じになる。そんなわけでこの日誌で簡単に紹介してみた。

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