ブーゲンビリア咲く店

蒲江にブーゲンビリアが咲く店が 20日深夜に起きた地震では幸い大きな被害は出なかった。あまり意味はないだろうとも思ったが、北から南に佐伯市の海岸線をクルマで一回りすることにした。パトロールである。一番北に位置する合併前の旧上浦町から旧佐伯市の海岸を通り、高速道路に乗って最南端の旧蒲江町に入った。そこでブーゲンビリアが咲き誇っている店を見つけた。前に訪れたことがある「お食事処コサカ」。その時に花の名前を聞いた記憶があった。

 どうでもいいことだが、米水津(よのうづ)のハイビスカスといい、蒲江のブーゲンビリアといい、まさに「南国」のイメージである。お食事処コサカには4月20日に「蒲江散策MAP」を片手に訪れた(4月20日付佐伯支局長日誌「蒲江浦の御手洗家とは」)。その時はランチをいただいたが、今日は店を覆うブーゲンビリアの花を撮るだけで失礼した。

 その近くにある「道の駅かまえ」の海鮮丼(1080円)を食べようと思っていたのだ。海鮮丼の目立つ看板があった12年前の開業時の価格に戻して味と値段でお客さんを取り戻そうとしている。この話は6月2日付佐伯支局長日誌「道の駅復活作戦その後」で紹介した。行ってみると、客の入りも良く、その多くが海鮮丼を注文している。その海鮮丼は見た感じ以上にボリュームがあって、みそ汁に入っている魚のアラもうまくて満腹になった。

 高速道路の蒲江インターチェンジ(IC)近くにある「かまえインターパーク海べの市」では福岡ナンバーの大型観光バスとすれ違った。気象庁の震度分布図震度5強の地震で大きな被害となれば観光客の足が遠ざかるのは避けられない。被害がなかったことで観光関係者などは胸をなで下ろしているだろう。とはいえ油断はできない。気象庁は余震への警戒とともに土砂災害にも注意を呼びかけている。

 地震発生後に「土砂災害警戒情報発表基準の暫定的な運用について」の発表があった。20日深夜の豊後水道の地震によって佐伯市では地盤が脆弱になっている可能性が高い。そのため土砂災害が発生する危険性が通常より高くなっていると考えて、警戒情報の発表基準を通常より下げることを気象庁が決めた。普段よりも早め早めに発表するということだ。

 ちょうど梅雨時期に重なっている。豪雨と地震が重なれば思わぬ災害につながる恐れもある。当面は要警戒だろう。さて、旧蒲江町の海岸沿いを走る国道388号を北上し、ぼんやりと四国が見える途中で右折し、豊後くろしおラインに乗った。「空の公園」へとつながる風光明媚な道である。クルマを止めて海をながめると、ぼんやりと四国が見える。ここはまだ旧蒲江町だろうか。曇り空は青空に変わり、強い光が降り注ぐ。ちょこちょこと写真を撮って、くろしおラインを下り、旧米水津村に入った。

 米水津湾に沿う道をしばらく走って、旧鶴見町へと向かうトンネルに入った。旧上浦、旧佐伯、旧蒲江、旧米水津、旧鶴見はもちろん現在の佐伯市である。長い海岸線で怖いのは津波である。海沿いを走りながら改めて思った。

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