弥生でみそ・サミット

25日に道の駅やよいで開かれるみそサミットのちらし 佐伯市の「まちづくりセンター『よろうや仲町』」で21日夜、「第2回環境保全活動についての団体交流会」が開かれた。市役所のまちづくり推進課が音頭をとって開いているようだが、会場に行くまで交流会のことは何も知らなかった。ただ、間越(はざこ)ではざこネイチャーセンターを運営するNPO法人の内田さんがそこで「おおいたうつくし海岸づくりフェスタ」をPRするというのでのぞいてみようとしただけだったのだが…。

 おおいたうつくし海岸づくりフェスタについては6月14日付佐伯支局長日誌「ビーチクリーン大作戦」で紹介した。交流会ではポスターやリーフレットなどが配られた。

 市職員が持っていた名簿を見ると、源流の郷ウォーキングクラブ、NPO法人かまえブルーツーリズム研究会、つな★ばんプロジェクト、番匠川流域ネットワーク・番匠おさかな館などと書いてある。このほかに、ほたるの宿を守る会、ひとよこい-といった団体の代表も出席。この日、メインで活動報告をするのはNPO法人やまもりの会とあった。

 それぞれに話は面白かったのだが、ホタルの話は意外だった。城山(豊後佐伯城址)の麓にある山際通りは城下町の風情が漂う。ここをホタルが舞う名所の一つにしたいということで活動をしているという。しかし、いろいろあって今年はホタルを観賞してもらうことができなかったそうだ。

 大きな理由の一つが雨が少なかったこと。大潮ともなると城山の近くまで海水が上がってくるのだそうだ。雨が降れば塩が薄められてホタルの幼虫も何とか生きていけるが、雨が降らなかった今年は厳しかった。そんな話だった。

 城山周辺まで海水が上がってきているとは驚きだった。昔は川幅が広かった場所が狭められ、暗渠(あんきょ)になって住宅地の奥まで海水が入って行っているのだそうだ。

 津波がきた場合はどうだろう。道路の下に隠された水路から海水が噴き出してくる。そんなことが起きるのだろうか。見方を変えれば、違った形で課題が浮かんでくる。

 ビーチクリーン(海岸清掃)についてもいろんな意見が出た。内田さんが代表を務めるNPO法人おおいた環境保全フォーラムの活動紹介があった時だ。海岸清掃で出たゴミをどうするか。質問があった。持ち帰って有料ゴミとして処分してもらうと説明すると、よそも同じで、海岸清掃活動の難しさを指摘する意見があった。

 わざわざ来て海岸をきれいにした上にゴミを持ち帰って自分たちの費用で処分しなければならない。これではなかなか広がらない、続かないとの意見である。これに対し、内田さんから大分市では清掃者の負担ではなく、処分料を市が負担しているとの話があり、佐伯市もそうすべきではとの提案があった。

 できるかどうかは別として行政に提案してみても良いのではないか。海と川、山の市民団体が交流する試みは面白かった。ただ、まだ佐伯市全域の団体が参加しているのではなさそうだ。合併前の旧宇目町や旧直川村、旧鶴見町、旧上浦町の団体は入っていないようだった。今後、参加団体が増えていけばもっと面白いアイデアが出てくるかもしれない。

 最後に冒頭の写真の紹介を。佐伯市弥生の「道の駅やよい」にある「やよいの湯」のバイキングスペースと地下休憩スペースで25日に「みそサミット」が行われる。この日の会合でもチラシが配られた。1市5町3村が合併して誕生した佐伯市には各地に地元自慢のみそがある。それが大集合するそうだ。入場は無料。時間があれば行ってみたい。

 

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