訓練コースの説明会に

 ポリテクセンターで開かれた説明会18日は朝から大分市皆春にあるポリテクセンター大分に行った。2017(平成29)年度第4回訓練コース説明会に参加するためである。定年退職を見据えて資格でも取ろうかと考えたのだ。6カ月の訓練期間で本年度は4月、5月、8月と11月、来年2月にそれぞれ開始となっている。11月に始まるコースについては7月、8月、9月に各1回の説明会が開かれる。少し早いかとも思ったが、定年準備は早い方が良かろう。そう思って話を聞きに行くことにした。

 11月に開講するのは機械・CADオペレーション科(定員15人)▼ものづくりサポート科(女性のみ15人)▼溶接施工技術科(15人)▼電気システム科(おおむね45歳未満18人)▼建築CAD・リフォーム技術科(30人)▼設備技術科(15人)の6コース。科目を見ての通り、ものづくりの技術を学ぶ。

 さて、この日の説明会参加者は17人だった。午前9時半から15分間の説明、オリエンテーションがあった。ポリテクセンターの説明資料まずは配布された資料の確認である。説明会の流れをおさらいして早速講習に入った。最初は「職業訓練の役割」と題して企業が求める人材と公共職業訓練の役割が説明された。ポリテクセンター大分がさまざまな業種の企業に毎年聞き取り調査をしているそうだ。人材として特に重視する事項は次のうちどれか。複数回答可で聞く。

 選択肢は①職歴、キャリア、実務経験②学歴③人柄④技能・技術⑤年齢⑥資格⑦その他-。15(平成27)年度、16(同28)年度はどちらも①人柄②職務、キャリア、実務経験③技能・技術の順だった。中途採用になるので新しい職場に溶け込みやすいなどの「人柄」が重視されるとの解説だった。

 続いて、ポリテクセンター(国)の職業訓練と都道府県などが行うものとの違いが説明された。同センターでは「離転職者の早期再就職」のための訓練を行う。そのため、訓練期間も6カ月と短く、主として機械系、電気系、住宅・居住系のものづくり職種を中心とした訓練を行うとのことだった。

 この後、各科を回り、簡単な説明を受けた後、午後により詳しい説明を受けるために2コースを選ぶ。電気も機械も縁遠いなと思って住宅・居住系の2科を選んだ。具体的には建築CAD・リフォーム技術科と設備技術科である。ここまでで昼食・休憩となった。

 午後1時から再開された講習では「再就職に向けて」と題して「キャリア形成」「早期就職をした受講生の事例」「ジョブカード」についての話があった。ジョブカードとキャリアカウンセリングは自分のこれまでを振り返る「棚卸し」であり、自分の適性ややりたいことを考えるうえで鍵との話だった。この後、休憩をはさみ、希望した二つの科の説明を受けた。

 どちらも面白く、やってみたいなと思った。建築CAD・リフォーム科の説明詳しいことを後日改めて報告する機会があればと思う。簡単に言えば建築CAD・リフォーム技術科は、建築物の中でも住宅、つまり、ビルなど大がかりな建物ではなく、木造住宅について学ぶ。説明ではまず建築物のライフサイクルから入った。どんな家を建てるか。企画・計画の後、具体的な設計が行われ、工事に入る。住宅完成後に年月を経て老朽化などで改修(リフォーム)が行われ、最終的には廃棄される。このサイクルの中で企画や設計、リフォームが建築CAD・リフォーム技術科の範囲-そんな説明があった。

 一方、住宅が使われる期間は設備技術科の範ちゅうという話もあった。給排水などを学ぶ設備技術科同科で学ぶののは給排水、電気系統、空調設備、ボイラー設備保全などである。昔は「ビル管理科」と言ったらしい。今は主に住宅のメインテナンスをテーマに訓練を行っている。ただし、就職先は住宅関連だけではないという。

 例えば、この講習を受けて二級ボイラー技士、第二種電気工事士、危険物取扱者の資格を得ることができる。危険物取扱者は例えばセルフ給油型のガソリンスタンドへの就職も考えられる。これらの資格はキャリアアップに生かせる。そんな説明もあった。

 何の技術も技能も資格も持っていない人間としては大いに参考になった。

 ちなみにポリテクセンター大分の正式名称は独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構大分支部大分職業能力開発促進センターだそうだ。その昔、雇用促進事業団などがあったが、そうした組織が改編を繰り返されてきたのだろう。こんな名称になっているとは知らなかった。

 

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