水辺に涼しさを求めて

番匠川で泳ぐ子どもたち 熱風が吹いている。エアコンを入れてなければ支局は蒸し風呂状態になる。ただ、暑いのは皆同じ。この日誌で少しでも涼しさをお届けしようと水辺に出かけて写真を撮ることにした。まず向かったのは佐伯市本匠の番匠川沿いにある「水辺の楽校」。艇庫があり、カヌーなどが入っており、カヌー教室も開かれる。子どもたちが川で泳いでいた。写真を撮って、次に向かったのが臼杵市野津にある戸屋平湧水。国道10号を北上すると案内板が見えてきた。ここを左に曲がればいいが、その時、何かが目に入ってきた。

 クルマを止めて案内板に近寄った。戸屋平湧水の案内板何か書いてある。「戸屋平湧水は現在水が湧いていません(地震等の影響と推測されます)」とあった。知らなかった。どういうことかと、吉四六の里観光協会(臼杵市野津町)のホームページを見ると、次のように書いてあった。

 臼杵市野津町戸屋平(佐伯市本匠との市境)にあります戸屋平湧水が平成29年7月1日現在湧いてません。地震の影響と思われます(昨年の熊本地震で水量が減り、本年6月の佐伯市が震源の地震のあと湧水が止まってしまいました)※本文中は「本庄」「一昨年の熊本地震」とあるが、勘違いと思い修正。

 6月の地震と言えば6月20日夜に強い地震があった。佐伯市沖の豊後水道が震源で、佐伯市では震度5強を記録した。あの時は佐伯市内でも大きな被害もなかった(6月21日付佐伯支局長日誌「幸い被害はないようで」)ので、まさか臼杵市の戸屋平湧水に影響が及んでいるとは思いもしなかった。

 ちなみに戸屋平湧水は佐伯市観光協会のホームページ「佐伯大百科」でも以下のように紹介されている。

 平成14(2002)年、楯ヶ城(たけがしろ)トンネルの工事中に噴出した湧水を、水汲み場として整備されたものです、今日では多くの人々が原始の水を求めて汲んで帰ります。湧水量が豊富なため、大勢のかたがたで込み合っても、すぐに順番が回ってきます-。

 その水が出なくなったとは大変なことだ。

 改めて関係者に話を聞くことにして、少し山の中に入ってみることにした。旧野津町から旧臼杵市に行く道の途中にダムがある。森の中にある乙見ダムそこをのぞいてみようかと思ったのだ。臼杵川水系にある乙見ダム。地元の人しか通らないような狭い農道に入り、しばらく行くと分かれ道がある。その下の道を行くとすぐにダムがある。農業防災ダムだそうだ。大分県のホームページを開いても乙見ダムについての情報は少なかった。

 ところで、番匠川で川遊びするひとたち水辺の楽校とは何だろう。インターネットで検索すると、国土交通省が進めるプロジェクトだとある。子どもたちが身近に自然体験のする場として、全国各地の数多くの場所が登録されている。大分県でも大分市の大野川水系の乙津川や、宇佐市の駅館川水系の中村川、臼杵市の臼杵川水系の左津留川など9カ所あると書いてあった。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です