高浜から保戸島を望む

高浜海岸は人けがなく 暑さにやられたようで気力が湧かない。ごろごろして過ごし、動き出したのは午後2時ごろだったか。津久見市の四浦半島にある高浜海水浴場に向かった。アカウミガメの産卵場所としても知られる。写真奥に見えるのが保戸島。ぼんやりと見える四角い建物が分かるだろうか。72年前の1945(昭和20)年7月25日、保戸島は米軍機による空襲を受けた。穏やかな景色を見ていると過去の出来事を忘れてしまいそうになる。

 保戸島の国民学校が空襲を受けて児童124人と教師など3人が亡くなったことは、2016年7月26日付佐伯支局長日誌「保戸島空襲~戦後71年の夏②」で紹介した。

 その日誌を抜粋してみたい。

 なぜ、国民学校が狙われたのか。津久見市民図書館の企画展では次のような関係者の証言を紹介している。高浜海岸から保戸島が見える当時、保戸島で一番高い遠見山には海軍の秘密兵舎があり、要塞になっていた。その役目は保戸島から豊後水道を通って四国の宇和島まで、海底電線(ケーブル)を通して、その上を潜水艦が通ったら、音波でキャッチする施設の基地だった。戦時中に作られた日本の地図には、どこにも保戸島は載っていなかった。

 終戦直前、米軍が基地のことをキャッチし、島が狙われた。そして、たまたま一番大きかった校舎を基地と思って空襲したのではないか-。企画展の解説にあった。

 今年も津久見市民図書館で「語り継がれてきた戦争の記録1945年の津久見」展が開かれている。19日から8月16日までで、見に行こうと思っているが、まだ行けてない。この企画展については改めて報告したい。

 さて、津久見市観光協会のホームページをみると、上空ではトンビが舞っていた高浜海水浴場では29日(土)と30日(日)に高浜夏祭りが開かれるようだ。おみこしを担いで海に入っている写真が掲載されているが、祭りの詳しい中身についてはホームページでは分からなかった。高浜海岸で写真を撮っていると、頭上を何羽もの鳥が舞っている。トンビだろうと思う。佐伯市の瀬会海水浴場では10羽以上が群れているのを見た。

 しかし、高浜海岸から帰る途中、山道に突然、1羽が降り立ち、ガードレールに留まったトンビ?そのまま動かなくなった時は肝を冷やした。トンビ?タカ?よく分からないが、ブレーキをかけて直前で止まると、向こうは羽を広げて飛んで行った。何だったのだろう。カメラが手元になかったのが残念である。

 山道から海沿いの道へと出てくると、トンビと思える鳥がガードレールに留まっているのが見えた。こちらは少し近づいて写真に納めることができた。四浦半島では鳥が人に慣れているのか。うまくいけばもっと良い鳥の写真が撮れるかもしれない。

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