野津で県産麦の焼酎を

藤居酒造の麦焼酎「萬力屋」 暑いので晩酌に焼酎の水割りを飲もうかと思って臼杵市野津町に麦焼酎を買いに行った。訪ねたのは創業140年余の藤居酒造。大分県産大麦「トヨノホシ」を原料にした麦焼酎「萬力屋」を最近売り出したという。購入して裏のラベルを見ると、県産麦「トヨノホシ」をカボス果汁から抽出した「大分酵母」で仕込んだ大分尽くしの焼酎とある。地産地消に協力できたと喜んでいると、「おいしい飲み方」でちょっとがっくりくることになった。

 おいしい飲み方は「水割り○」「ロック○」「お湯割り◎」とあった。お勧めはお湯割りというわけだ。ならば猛暑を乗り越えて一息つけるようになる秋までとっておこうか。ちなみに写真の「萬力屋」はアルコール度数が20度で、購入したのは25度の赤いラベルの萬力屋。こちらは900mlで1080円だった。

 わざわざ野津町まで買いに行ったのは31日付日本農業新聞朝刊で記事を見たから。老舗の雰囲気を感じさせる藤居酒造の店舗それによると、トヨノホシは大分県と県酒造組合が2014(平成26)年に品種登録を出願。育成者権を取得し、栽培を県内に限定し、焼酎原料として使えるのも県内のメーカーに限っているのだそうだ。記事によると、17(同29)産の栽培面積は前年の2倍の84haに、18(同30)年は100haを上回る見込みという。

 大分県のホームページを見ると、今年3月28日に県内の醸造会社12社による県産大麦(トヨノホシ)麦焼酎の完成披露会が行われたようだ。藤居酒造以外にもトヨノホシを使った焼酎を販売している。うかつにも知らなかった。

 麦焼酎を購入したのも何かの縁と思い、藤居酒造のホームページで同社の沿革などを読んでみることにした。それによると、同社は1872(明治5)年に創業した。創業以来、屋号を「酒仙堂 萬力屋」を名乗っているという。この屋号をそのまま名前にした大分麦焼酎「萬力屋」は同社一押しの商品ということだろうか。

 急いで飲むこともない。お湯割りが楽しめる季節までじっくり待ってみよう。野津町の新名所のヒマワリ畑野津町に行ったついでにヒマワリ畑も見てきた。うすき農尊協同組合が約12haの広さの農地で栽培し、その数は150万本以上だという。雲があって、かんかん照りというわけではないが、もう十分に暑い。ヒマワリの迷路を歩いて、ざっとヒマワリ畑を巡ると、もう限界とばかりにクーラーがあるクルマに戻った。

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