佐伯ダムカレーその後

宇目ではあちこちでホオズキのハウスがあった 2日午前は佐伯市宇目南田原にある「道の駅宇目」を訪ねた。ほぼ完成した北川ダムカレーの写真を撮るためだ。本当は8月1日に発売開始の予定だったが、調理用具が揃わず、少し時間がかかっている。佐伯市内の四つのダムをモデルにしたダムカレー、ダムカレーラーメンの試作品のお披露目式があったのは7月14日。同日付佐伯支局長日誌でも紹介した。それから半月余り。予定になかったことが幾つかあった。佐伯ダムカレーその後を紹介したい。

 試作品とは見た目が大きく変わるのは北川ダムカレーと床木(ゆかぎ)ダムカレー。しかも、床木ダムカレーはお披露目式の時には常時販売する予定はなかった。お祭りなどのイベント会場で一時的に販売するとの説明だった。

 ところが、話が変わった。床木ダムがある佐伯市弥生の「道の駅やよい」のメニューに採用されることが決まったのだ。試作品の床木ダムカレーそれとともに床木ダムカレーは試作品と大きく姿を変えることになった。写真の試作品を見ていただきたい。ご飯のダムの中にカレーが入り、ブロッコリーが並べられている。ダムの前面には干しぶどうとニンジンが見える。ニンジンを取ると、ダムの中のカレーが出てくる仕組みになっている。

 新たな床木カレーではブロッコリーに代わってアスパラガスを使い、それがカレーに浮かんでいるように見える。試作品ではショウガをご飯に混ぜ込んだが、ご飯の上に紅ショウガを乗せるようにした。そして、もう一つ茎ワカメと塩蔵ワカメをダムの下流部に配した。

 8月1日から発売と聞いたので、道の駅やよいに行ってみたが、お目にかかれず、2日は道の駅宇目の後に訪ねたが、まだないとの答えだった。残念ながら実物を見ていないので詳しい解説はできないが、価格は600円とのことだった。

 北川ダムカレーも試作品とは趣を異にしている。一番の違いは皿。試作品の北川ダムカレー試作品は丸い皿を使っていたが、新メニューとして登場する北川ダムカレーは楕円(だえん)形の皿を使う。このためにわざわざ注文したのだという。骨付きウインナーや鶏の唐揚げは同じだが、試作品に比べ、皿に盛られた素揚げのアスパラガスやパプリカ、ズッキーニの見栄えがいい。

 用意された見本の写真を撮った後、試食もさせてもらった。ポークカレーで子どもでも食べられるような辛さに抑えている。ダムのご飯は300㌘で宇目産米を使っているという。「看板メニューに」という意気込みが伝わってくる。

 さて、もうひとつ試作品との違いはダムの向き。試作品のダムは中央が引っ込む形をしているが、本物の北川ダムはカレーに対して中央部が先に出る形で、完成品も本物を忠実に表現している。

 味も形も出来上がっているのに、なぜ販売を開始しないのかと聞いてみると、ご飯をダムの形に調える特注の道具がまだ届いていないとのことだった。「いつ発売ですか」と聞くと「近日中」と言う。予定が立たないのは本当につらいことである。

 ダムカレーはほかに「かぶとむしの湯 鉱泉センター直川」にある「レストラン四季」で発売し、直川カントリー倶楽部にあるレストランコリーヌではダムカレーラーメンとダムカレーつけ麺を出している。

 佐伯ダム・カレー・シリーズとして5品がメニューとなって次々に発売されていくことを、発案者である地域おこし協力隊員も予想していなかったかもしれない。勢ぞろいするまであとわずかである。

 宇目ではビニールハウスの中のホオズキを何カ所かでみた。宇目は日本一のホオズキ産地であり、いま出荷の時期である(2016年8月8日付佐伯支局長日誌「日本一のホオズキ産地」)。

 

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