津久見市長に退任挨拶

JR津久見駅の改札口 津久見市長の定例記者会見が1日開かれた。8月31日付で定年退社しているので、もう記者ではないのだが、退任挨拶をしていないので、会見にお邪魔することにした。記者時代の移動は100%クルマだった。退職して時間に余裕があるのに、現役時代と同じでは芸がない。そう思ってJR大分駅からJR津久見駅まで列車で行こうと考えた。いいアイデアだと思ったが、現実は甘くなかった。

 記者会見の時間は午後3時半。「2時半ごろの特急があれば」と思ってネットでJR九州の時刻表を調べた。すると、大分駅を出る特急は午後2時4分の宮崎空港行き「にちりん15号」の次は1時間後だという。午後3時4分発の宮崎空港行き「にちりん17号」である。

 にちりん15号で行けば午後2時49分に津久見駅に着く。駅から市役所まで少し歩くが、それでも会見には早すぎる。次のにちりんでは明らかに遅刻だ。

 にちりん15号の6分後の2時10分に出る普通列車佐伯行きがあるが、時刻表によると、津久見着は3時29分。これでも会見には遅刻する。

 大分駅以南の日豊線の本数は少ない。頭では分かっているつもりだったが、普段使わないので完全に忘れてしまっていた。

 津久見駅が一番賑わうのが高校生の通学時間帯だろう。駅のホームに高校生の姿が記者会見を終えて、駅近くをクルマで通ると、ホームに高校生の姿があった。列車から降りてくる生徒もいれば、乗り込む生徒もいる。

 市内には大分県立津久見高校がある。何かの資料で、津久見高は市外からの通学者が比較的多いということを読んだ記憶がある。

 少子化が進んでいるから、貴重な利用客である高校生も減少していく。1時間に1本の特急ではビジネス客は利用しにくいだろう。鉄道を維持していくには旅行者、観光客を増やすしかないのだろうか。

 鉄道について考えることになったきっかけは二つある。一つは昨日(8月31日)の臼杵市長の定例会見。9月議会に提案する一般会計補正予算案の中に「おもてなしトイレ緊急整備事業」があった。大分県の補助金も使ってJR日豊線の上臼杵、熊崎、佐志生各駅のトイレを洋式化する。

 なぜ、JR駅舎のトイレを市が洋式化するのか。聞いてみると、駅舎とその土地は市がJRから購入した「市有」であるという。駅を維持するために市が買ったのだろうか。だとすれば分かる気がする。

 もう一つは1日付の大分合同新聞朝刊の記事。大分市内にある鶴崎や大在など8駅を無人化することをJR九州が検討している、との話だった。無人化の対象は日豊線の大分駅以南の5駅と豊肥線の3駅。具体的な利用客数などは分からないが、鉄道利用の流れから言えば、こうした検討が行われても不思議ではない。

 とりあえず時間はたっぷりある。鉄道やバスに実際に乗ってみて「細る地方の公共交通網」をリポートしてもいいかもしれない。

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