失業給付の受給申請を

再就職までの手続きがイラストに 大分市都町にあるハローワーク大分(大分公共職業安定所、職安)に行って来た。雇用保険の失業給付を受けるために受給申請をする必要がある。会社から届いた離職票のほか、マイナンバーと本人であることを証明する書類(運転免許証など)、失業手当が振り込まれる預貯金口座、印鑑と最近の写真が要るとのこと。午前10時過ぎに行くと駐車場はすでに満杯で、職安の狭い建物の中は混雑していた。

 病院に行くとよく思う。世の中にはこんなに病人がいるのかと。職安に行ってみて、それと同じようなことを思った。こんなに求職者がいるのかと。

 大分県では有効求人倍率が1.42倍(7月季節調整値)と1倍を大きく超える高水準が続いている。ハローワーク大分の建物雇用環境はかつてないほどの売り手市場ともいわれる中、さまざまな理由で職を離れ、新たな仕事を探そうという人が結構いるのだと改めて思った。

 職安の建物に入ってすぐに受付がある。そこで「ハローワークカード」を発行してもらうための書類(ボールペンで記入)と求職申込書(鉛筆で記入)を渡され、記入するように言われた。求職申込書には住所、氏名、年齢、希望する仕事、フルタイムかパートタイムか、希望する勤務時間や月収などを書き込む。求職申込書の最後に「経験した主な仕事」「直近の勤務先」「雇用形態」などを記入する欄がある。

 希望する仕事には「これまでやってきたような仕事があれば」といったことを書いた。つまり、記者やデスクなどとして新聞社で働いた経験が生かせればという趣旨だが、そんなこちらに都合の良い仕事があるとは思ってはいない。

 今すぐ働かないとどうしようもない。そんな差し迫った事情があるわけではないから、どこか高をくくっている。職安に行くのも社会勉強ぐらいの気持ちだから、そのうち尻をたたかれることになるのだろう。

 というのも大分労働局のホームページの中に「ハローワークの職業紹介業務目標の進捗状況について」と書かれた資料があった。ハローワークの業務目標毎月出されており、最新は7月分が掲載されていた。内容は①就職件数(常用)②充足件数(常用 受理地ベース)③雇用保険受給者の早期再就職件数の3項目。大分県内全体と大分、別府、中津、日田、佐伯、宇佐、豊後大野の各職安の目標があり、4月からの実績と達成率が一目でわかるようになっている。

 目標に対する進捗ラインは7月が33.3%で、例えば就職件数ではこれに達してないのは「中津」-などと出てくる。ハローワークの職員も大変である。

 申請手続きを終えて帰る前に出入口にあったチラシをいくつか手に取ってみた。就農バスツアーなどのチラシがその一つに「中部地域就農バスツアー」「日程10月6日(金)」とあった。大分市や由布市でイチゴ農家や梨農家の栽培施設を見学し、就農に関する支援制度の説明や質疑応答が行われる。「募集人員20人」とある。面白そうだなと思って持って帰った。こんな調子では前途多難だろうなと自分でも思う。

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