臼杵行きの電車に乗る

鶴崎駅に着いた臼杵行きの電車 JR大分駅を午前9時44分に出発する臼杵行きの普通電車に乗った。車内はそこそこ混んでいて、フランス人と思しき団体観光客が座席を占めていた。国宝臼杵石仏見物に行くのだろうか。ガイドが付いているようだから問題ないが、各駅停車の車内の案内放送は日本語だけ。外国人旅行者向けに表示などをもう少し工夫したらいいのかもしれない。そんなことを思いながら午前10時前に目的地のJR鶴崎駅に着いた。

 大分市皆春にあるポリテクセンター大分(大分職業能力開発センター)の最寄り駅はJR日豊線の鶴崎駅になる。ポリテクセンターを運営するのは正式には独立行政法人高齢・障害・求職者支援機構である。

 ここで職業訓練を受けるために選考試験を受けたことは、この日誌でも何回か書いている(例えば10月4日付佐伯支局長日誌「職業訓練校の選考日で」)。できて間もない大分駅舎10月4日に建築CAD・リフォーム技術科を第一志望として試験を受け、翌週、合否の通知が届いた。結果は合格であった。

 11月2日に入所式があり、半年間の訓練が始まる。その前に電車通勤が可能かどうか確かめようと思った。大分駅までは自転車で行く。駅舎そばの駐輪場に置いて改札口へと向かう。「近距離きっぷ運賃表」の大きなボードを見上げて鶴崎の料金をチェックする。230円だった。

 「大分」から日豊線を「牧」「高城」「鶴崎」と下る。大分~鶴崎間の所要時間は15分。昔懐かしいような鶴崎駅途中の高城駅で上下列車の待ち合わせで5分停車した。この待ち時間がなければ大分~鶴崎間は10分足らずだろう。大分駅までは複線なのだが、そこから南に向かう日豊線は単線になる。上下の列車を往来させるために途中駅で時間待ちをすることは少なくない。距離のわりに県南の津久見や佐伯へは時間がかかるのも、このためである。

 鶴崎駅を降りて南に向かい、乙津川にかかる別保橋を渡る。乙津川の手前に別保橋のバス停が橋の手前にバス停があった。森町経由の大分駅前行が1時間に1本あるようだ(1本もない時間帯もあるし、午前8時台は2本ある)。朝6時台と8時台には桃園団地経由大分駅前行がそれぞれ1本ある。当然、大分駅前発で別保橋バス停を通る朝の便もあるだろう。これもとりあえず調べておきたい。

 別保橋は歩いてみると、結構長い橋だった。少しゆっくり歩いて鶴崎駅からポリテクセンター大分まで15分かかった。大分駅までと駅での電車の待ち時間なども考えると、クルマでセンターに通った方が早いし、簡単である。

 できれば公共交通機関を使いたいと思うが、クルマを使うことに慣れ切って、いわば依存症になっている。鶴崎駅前にあったバスの乗降場鶴崎駅からポリテクセンター方面にバスが出ていればまだいいかもしれない。駅前にバスの乗降場と書かれたものがあった。しかし、時刻表など何もない。駅前には他にバス停は見当たらず、タクシーが3台客待ちをしていた。クルマが増える一方で公共交通が細っていく。大分市も例外ではない。

 時間と手間を考えるとクルマ通勤せざるを得ないな-。これが今日の結論だった。鶴崎駅にオープンするカフェ鶴崎駅に戻って来て気が付いた。駅舎を利用してカフェがオープンするようだ。「駅かふぇ」とあり、その下に説明があった。「コミュニティライブステーションをテーマにJR鶴崎駅構内(改札口横)に併設されます。11月にカフェ営業開始(グランドオープン)。(※10月末までイベント中心にプレオープン中)」とある。

 ちょっと時間はかかるが、偶には電車で通勤して、駅のカフェでコーヒーでも飲みましょうか。そんなことを考えながら、午前10時46分発日出行きの普通電車に乗り込み、鶴崎駅を後にした。

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