ボランティアいろいろ

 ボランティアグループの活動報告があった「いきいきセカンドライフ・インターンシップ」のチラシを見たのは「シニア世代のための就職面談会2017」の会場だった。チラシの一番上に「退職したら何をしようか~、退職したら何もやることがないなあ~というあなた!!!」との呼びかけがあった。「俺のことか」と思ってチラシの中身を読むと「活動する場と出会いの機会を創るためにボランティア団体やNPOのブースを設け、活動紹介・面接を行います」とあった。これも一つの縁だと思って31日のその催しに出かけてみた。

 大分県内各地の社会福祉協議会を通して集まった人たちによる「第14回大分県ボランティア・NPO推進大会」である。この大会に併せて合計16団体・NPOのブース・面談会場が設けられた。

 参加団体のうち三つが大会で活動報告を行った。ボランティアみちの会(大分市)、ハートフルウェーブ(大分市)、特定非営利活動法人共に生きる(大分市)である。

 「みちの会」は2000(平成12)年に大分市ボランティアセンターが開いたボランティア入門講座で学んだ19人で結成し、17年になるのだそうだ。NPO法人共に生きるの公開講座案内19人の発足メンバーのうち7人が現在も活動を続けているという。活動は多岐にわたり、清掃登山や高齢者福祉施設での催し支援、他のボランティア団体が行う事業の手助けも行ったするという。

 ハートフルウェーブは不登校の子どもたちのためのフリースクールを運営している。「共に生きる」の代表は発達障がいの子を持つ親の1人として当事者と家族の支援を行っている。その活動の柱の一つが発達障がいについて多くの人に知ってもらうこと。公開講座を県内6カ所で開催している。公開講座の案内チラシには大きな字で「知ってほしい!」「学んでほしい!」「一緒に考えてほしい!」とあった。

 知ることが思い込みや先入観、偏見を減らしていく一番の道だろう。大分市では来年1月14日に開かれることになっていた。

 さて、面談会に参加した16団体のうち13団体は大分市を所在地にしているが、残る3団体は別府市、豊後大野市、日出町からそれぞれ参加していた。

 特定非営利活動法人自立支援センターは別府が所在地で、「障害者の自立支援」と「バリアフリー観光」の二つの事業を中心に活動しているという。「みちの会」の活動報告で、湯布院バリアフリーツアーセンター(由布市)が企画した障がい者の高崎山登山を手助けしたとの話があったが、そんな活動もあるのだろう。

 日出町から参加したのは特定非営利活動法人パワーウェーブ日出。活動内容の紹介では「子育て支援」「在宅就労支援」「スキルアップ支援事業」「パソコン無料相談」などと幅広い。

 豊後大野市の「しげまさ子ども食堂~げんき広場~」は大分大学で開かれたシンポジウムで活動内容が紹介された(3月20日付佐伯支局長日誌「子どもの貧困を考える」)。名前を見て思い出したが、3月20日の日誌では「活動報告の子ども食堂運営では、豊後大野市と中津市の代表がそれぞれ報告した」とあっさり一文で片付けてしまった。

 参加団体の紹介資料には、旧三重農業高校用地を使って子どもが1人でも入れる子ども食堂、中学生を対象とした無料学習支援などを行っていると説明があった。

 シニア世代のための就職面談会に行ったことは10月26日付佐伯支局長日誌「腕におぼえなし、では」で報告した。そこから、ボランティアグループの活動の一端に触れる機会を得た。めじろん共創応援基金のチラシ面談会に参加していた団体の一つの「めじろん共創応援基金大分ボランティアNPOセンター」は、ボランティア団体やNPO法人を支援するという意味で一段上の組織のようだ。もらったチラシに「おおいたボランティア・NPOセンター」とあり、NPOの活動を援助するさまざまな手立てがあると書いてあった。

 ボランティアの団体・組織は大分県内でも800近くあるそうだ。この催しを見に来て初めて知った。無駄足は多いが、一歩でも前に進めば、今まで知らなかったことが少し見えてくる。

 これからの仕事でも何でも、自分に合った、自分がやりたいと思う何かを見つけるために、あちこち行ってみたい。もしかしたらボランティアで見つかるかもしれない。機会をとらえて少しずつでも視野を広げることだと思う。

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