駅前でイベントが三つ

若草公園で行われたジャズイン JR大分駅前を通ると何かの除幕式が行われようとしていた。近寄ってみると巨大モザイクアート展とある。クリスマスに向けて大分県立芸術文化短期大学と市民によるモザイクアートが展示される。恒例行事になっているらしい。除幕式には大分市長の姿もあった。

 当方の目的地は大分駅に近い若草公園。「ブンゴジャズイン」と「おおいたつくり手フェスタ」が行われている。駅前にできたモザイクアートの一つここに臼杵市のウエムラブレッドが出店しているというのでパンを買いにきた。その途中で除幕式に出くわしたわけだ。駅前ではお囃子も聞こえてくる。どうやら駅ビル前の広場で何かの催しが行われているらしい。若草公園に行った後に、そちらも覗いてみることにした。

 ブンゴジャズインは来年大分県で開かれる国民文化祭のプレイベントの一つだそうだ。「第33回国民文化祭・おおいた2018」「第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」については、10月1日付日誌「国民文化祭のプレ行事」で紹介した。

 ジャズインは午前10時から午後5時まで。ゆっくり聴いていたいと思ったのだが、若草公園に出店したウエムラブレッドちょこちょこと用事があり、会場に着いたのは午後2時過ぎだった。上村さんのところのパンを買って、「つくり手フェスタ」の会場をぶらぶらと歩いた。案内チラシには「県内のキラリと輝く『つくり手』が集う街中フェスタ」とある。

 佐伯市の深島の伝統製法で作った「かまど白みそ」を販売する「でぃーぷまりん」が出店している。深島の猫がモデルのカレンダー深島といえば猫も有名で、島の猫をモデルにした「深島にゃんこカレンダー」(1600円)が限定10冊で販売されていた。このほか、チラシをみると、こだわりの出店者が多い。例えば杵築で育てた紅茶品種の「べにふうき」を仕立てた高熊紅茶(自家製紅茶屋やまどり)、農薬や肥料を一切使用せずに栽培した「しあわせ米」の新米(宇佐本百姓)などとある。

 「米粉揚げパンきなこ」と書かれた幟も見えてちょっと気になった。ジャズインの聴衆はそれほど多くなかった。曇り空で少し天候も怪しかった。天気が良ければもう少しにぎわっただろう。

 若草公園からアーケードの商店街を抜けて大分駅前へと向かった。ただ、県庁所在地の中心部にある商店街としてはいささか寂しい感じが否めない。

 大分駅が新しくなって大規模な商業施設とホテルを備えた新駅ビルがオープンしたのは2015(平成27)年4月のことだった。駅前広場では由布市のイベントが駅が一新され、駅ビルが起爆剤となって郊外の大規模ショッピングセンターに向かっていた買い物客の流れに変化を起こした。駅の南北の出入口には広場が設けられ、週末には各種イベントが開かれるようになった。

 この日は「熊本・大分地震災害復興応援キャンペーン」「復興支援に感謝 由布の元気を皆さんに!!」という長いタイトルの催しが行われていた。ちなみにプログラムを見ると、正午に餅まき、午後1時40分から餅つき・無料配布、午後4時半からも餅つき・無料配布とあった。佐伯市民や臼杵市民だけでなく、大分県民は総じて「餅まき」が好きなようだ。

 会場でいただいたチラシを見ると、由布市から商工会青年部、商工会婦人部など16事業者・団体が出店しているようだ。会場には由布市の温泉が持ってこられていた。チラシには由布院温泉ペア宿泊補助券(3万円相当が3名様)が当たる抽選会があると書かれていた。

 規模は大小さまざまあれ、JR大分駅を中心にさまざまな催しが途切れることなく開かれている。26日午後は三つのイベントを見た。人出を誘うをさまざまなイベントが行われているにもかかわらず、中心商店街が活気にみなぎっているとは到底感じられない。新駅ビル開業を商店街活性化に十分生かせなかったとしたらはなはだ残念と言わざるを得ない。2年半以上のこの間、地場商業者は一体何をしてきたのだろうか。

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